Jordan Hughes/NME

Photo: Jordan Hughes/NME

ザ・マッカビーズのファンが、14年の活動を経て解散に至ったバンドに対して、インターネット上で様々な反応を示している。

ザ・マッカビーズは解散について、8月8日にソーシャル・メディアに投稿された声明の中で「仲違いなどはなく、強制的に物別れになって離脱するのではないと言えることをありがたいと思っています」と述べている。さらにメンバーは「全員、音楽を作ることを続けていく」ことを表明し、2016年後半には解散ライヴを行うことを約束している。

このニュースを受けてザ・マッカビーズのファン達は「胸が張り裂けそう」「打ちのめされている」といった感情をあらわにしている。あるファンは、バンドは「絶対にもっとやれるバンドだった。廃棄処分のインディ・ロックを一掃して、素晴らしいレコードを生み出したんだ」とツイートしている。

しかし一方で、あるファンはバンドは解散するのにはいい頃合いだったと感じていたとして、
「確かにバンドにとってはいい頃合いだったのよね。でも、残された僕たちファンにとってはすごく寂しいよ」とツイートしている。

ファンによるツイートは以下の通り。

「もっとやれたよね、でも、いつもより多くを求めてくるオーディエンスに応えてたよ」

「悲しみで受け入れられないよ」

「胸が張り裂けそう」

「絶対にもっとやれたよね。最近の2枚のアルバムなんかどんどん良くなってた。ライヴ・アクトとしても素晴らしかったし。」

「もっともっとやれたはず。確かに彼らにとってはいい頃合いだったのよね。でも、残されたファンはすごく寂しい」

「絶対にもっとやれるバンドだった。廃棄処分のインディ・ロックを一掃して、素晴らしいレコードを生み出したんだ」

「ショックだわ。でも、ふさわしいタイミングだったかもしれないと感じてる!」

ザ・マッカビーズは2002年に結成されたロンドン出身の5人組で、全部で4枚のアルバムをリリースしている。彼らの最新のアルバムは2015年7月にリリースされた『マークス・トゥ・プルーヴ・イット』で、以前には2012年に『ギーヴン・トゥ・ザ・ワイルド』、2009年には『ウォール・オブ・アームズ』、2007年にはデビュー作『カラー・イット・イン』をリリースしている。また、ザ・マッカビーズは7月のラティテュード・フェスティバルにもヘッドライナーとして参加している。

ギタリストのフェリックス・ホワイトは先日、『NME』に新曲を書いていないことを明かしている。「新曲とか、新しいアイデアとかいう点では現時点ではまだ何もないんだ。昔はツアー中も曲を書いていたんだけど、最近はやってないんだ。バンドとして新曲についてもまったく話してないね」

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