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ガンズ・アンド・ローゼズで現在ドラマーを務めているフランク・フェラーが、クラシック・ラインナップのドラマーであるスティーヴン・アドラーとマット・ソーラムについて語っている。

ガンズ・アンド・ローゼズは、昨年2015年にフロントマンのアクセル・ローズとギタリストのスラッシュが関係を修復したことを受けて、アクセル・ローズ、スラッシュ、ダフ・マッケイガンの3人が揃ったクラシック・ラインナップでの再結成を果たしている。

再結成が現実味を帯びるなかで、ギタリストのイジー・ストラドリン、ドラマーのスティーヴン・アドラーとマット・ソーラムの参加も噂されたが、実現には至っていない。現在のガンズ・アンド・ローゼズは、アクセル・ローズ、スラッシュ、ダフ・マッケイガン、キーボードのディジー・リード、ギタリストのリチャード・フォータス、ドラマーのフランク・フェラー、キーボードのメリッサ・リースというラインナップで活動している。

音楽サイト「ミュージック・レーダー」の取材を受けたフランク・フェラーは、スティーヴン・アドラーとマット・ソーラムというクラシック・ラインナップ期のドラマーについて次のように語っている。

「その曲がレコーディングされた時の精神を保つようにしてるんだ」と彼は説明している。「『アペタイト・フォー・ディストラクション』の曲をやるときは、攻めるところと抑えるところを持っておくようにしてるんだよね。スティーヴンのパンクな感じは素晴らしいからね」

「スティーヴン・アドラーの演奏は音楽の歴史においても偉大なドラム・パフォーマンスの一つだからね。トップ10に入るよね。『アペタイト・フォー・ディストラクション』での彼の演奏は……完璧なんだ。マット・ソーラムは少しだけタイトで、抑えてる感じだね。でも、そうした精神も保っていきたいよ」

「ガンズ・アンド・ローゼズのドラマーには途轍もなく尊敬してるんだ。ブライアンも大好きだしね。ブライアンに言われたのは曲を自分のものにしろってことでね、絶対忘れないよ。僕自身の個性としてはもう少しファンキーなところから来てるからね。ニューヨークなヒップホップの感じとかね」

ガンズ・アンド・ローゼズによる夏の全米ツアーは6月23日から8月22日まで行われる。今回のクラシック・ラインナップでの再結成ツアーを「ザ・ノット・イン・ディス・ライフタイム・ツアー」と銘打っているが、これはアクセル・ローズによる発言から取ったものとなっている。2012年、ガンズ・アンド・ローゼズの再結成について聞かれたアクセル・ローズは、「ノット・イン・ディス・ライフタイム(一生ない)」と答えていた。

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