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モトリー・クルーのフロントマンであるヴィンス・ニールと、俳優のニコラス・ケイジがもみ合う映像がオンラインに流出している。

事の発端は、ラスべガスのアリア・ホテルで2人がある女性に邪魔をされたことだとされており、伝えられるところによると、その女性はニコラス・ケイジにサインを頼んだのだという。

ゴシップ・サイトの「TMZ」によれば、詳細は不明なものの、ヴィンス・ニールは女性の後ろに回り、髪をつかんで地面にねじ伏せたと伝えられている。

ニコラス・ケイジはその後、ヴィンス・ニールを落ち着かせようと彼を制し、ホテルの外へ連れ出し、車に乗せる姿が目撃されているが、その模様は次の動画で見ることができる。

ラスヴェガス都市圏警察の広報担当者によると、ヴィンス・ニールは逮捕されてはいないが、暴行罪で出頭を命じられているという。

モトリー・クルーは、昨年末にロサンゼルスのステイプル・センターで最後のライヴを行っている。

このライヴは34年に及ぶモトリー・クルーの歴史を締めくくるものとなっていて、モトリー・クルーは1981年に結成し、その初期は混沌としたなかで活動を行ってきた。2年前に二度と一緒にライヴをやらない正式な契約を結んでおり、この最後のツアーは2014年7月からスタートして、164公演に及んでいる。

この日のライヴは、ロジャーズ&ハマースタインの“So Long, Farewell”によるオープニングで幕を開け、モトリー・クルーの名曲群やセックス・ピストルズの“Anarchy in the UK”といった楽曲で構成されたセットリストとともに、フランク・シナトラの“My Way”で締めくくられることになったという。

ニッキー・シックスはバンド初期の騒々しい日々について次のように語っている。「かなり長い間、混乱の中にいたから、正直言ってそれが人生なんだって思ってたよ」

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