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ケシャがプロデューサーのドクター・ルークに対するレイプの申し立てを公の場で謝罪すれば、ソニーとの契約を解除できるという申し出を拒否したということについて、ドクター・ルークのスポークスパーソンがそれに返答している。

報道によれば、ケシャはプロデューサーにして恩師であるドクター・ルークによって10年前にドラッグを打たれ、レイプされたと訴えていたが、2月19日にニューヨーク最高裁判所によってプロデューサーとのレコード契約解除については否決されている。

インスタグラムへの投稿でケシャは、もし公の場で謝罪し、レイプされていないという「嘘」を語れば「自由にしてやるって提案された」としている。それに対してケシャは「わたしは“真実”を取り消すつもりはないわ」とし、「もう一度、怪物のために嘘をつくぐらいだったら、真実によってわたしのキャリアが破滅したほうがいいわ」と続けている。

これを受けて、本名をルーカス・ゴットワルドというドクター・ルークのスポークスパーソンは米『ローリング・ストーン』誌に声明を発表している。「裁判所は何度もケシャがドクター・ルーク抜きで自由にレコーディングできると既に述べています。また彼女の主張を後押しする事実をまったく提供してこなかったともしてます。ケシャ自身による撮影された宣誓証言を含む証拠が、申し立てが偽りのものであることを示しいるからです。ケシャが自由にできない唯一のことは、“事件”が起こったと言われる何年も後に、彼女自身の自由な意志で作業することができて、ドクター・ルークとの新たな契約を結ぶことができるのを無視して、公の場の馬鹿げた言動と無作法な中傷でドクター・ルークについての嘘をつき続けることだけです」

声明はさらにこう結ばれている。「最初からずっと彼女の目的は単純に、彼女に成功と大金をもたらした契約を破棄しようとすることで個人的に裕福になることであり、そのおかげで彼女はより有利な契約を結ぶことができます。彼女の嘘について裁判所で責任が課される日が来るのを楽しみにしています」

ドクター・ルークは先月、ケシャの申し立てについて弁護士を通して否定しており、ツイッターでは「わたしはケシャをレイプしていないし、セックスをしたこともない」とし、ケシャの裁判について「金銭を目的としたもの」としている。

ケシャは2013年より音楽をリリースしておらず、彼女の契約はドクター・ルークの関与なしにリリースすることを妨げていると主張している。しかし、先日、ケシャは新曲に取り組んでいることを明かしている。

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