Photo: Danny Hastings

ウータン・クランはサンダンス映画祭で初公開されたドキュメンタリー作品『ザ・ディサイプル:ア・ウータン・フェーブル(原題)』がネットフリックスで配信されることが決定している。

ドキュメンタリー作品『ザ・ディサイプル:ア・ウータン・フェーブル』はアカデミー賞受賞のイギリス人映像作家であるジョアンナ・ナタセガラを監督を務めたもので、2015年に発表された世界にたった1枚しか存在しないアルバム『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・シャオリン』の制作過程を追ったものとなっている。

作品の概要には次のように記されている。「その希少性は一種の抗議であり、デジタル時代においても音楽が芸術として本質的な価値を持ち続けているという主張でもある。その結果生まれたのは、テクノロジー、創作、そして所有権をめぐる議論を巻き起こし続ける、現代において最も物議を醸した作品の一つとなっています」

アルバムは200万ドルで実業家のマーティン・シュクレリによって落札されたが、マーティン・シュクレリは、以前自身がCEOを務めていたバイオテクノロジー企業のレトロフィンの株を違法に流用し、他の関連のないビジネスによる負債の穴埋めに使用した罪で逮捕されており、そのためにアルバムの存在はさらに物議を醸すこととなっていた。

「この5年間、本作の制作は私にとって情熱を注ぎ込んだ、新たな発見に満ちた旅路でした」とジョアンナ・ナタセガラ監督は語っている。「当初は10代の頃に夢中になったウータン・クランへの愛と『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・シャオリン』という秘密のアルバムをめぐる、見過ごすにはあまりに興味深い物語にインスピレーションを受けました。しかし制作を進める中で、シルヴァーリングスや私、そして多くの人々がなぜ彼らをこれほどまでに崇拝するのか、その理由についてさらに深く知ることになりました。彼らは、コミュニティ、才能、不屈の精神、革新性、そして愛といった、今まさに必要とされている多くの価値を体現しているのです。私が心から愛するこの世界を、観客の皆さんと共有できることを大変嬉しく思います」

先月、ウータン・クランは結成メンバーであるオール・ダーティー・バスタードの名前を関したブルックリンのストリートが公開されている。

現地時間7月25日に行われた式典でブルックリンのベッドフォード=スタイベサント地区にあるパットナム・アヴェニューの一部が「ODB・ジョーンズ・ウェイ」と正式に命名されることが発表されている。

このイベントにはオール・ダーティー・バスタードの友人や家族、地域住民、そしてニューヨーク市議会議員のチ・オッセをはじめとする行政関係者が出席している。新しい標識はフランクリン・アヴェニューとパットナム・アヴェニューの交差点で初披露されている。

オール・ダーティー・バスタードの兄であるラムジー・ジョーンズは標識が設置された場所について、彼らの祖母が今も暮らしているのと同じブロックであると説明している。

そのブロックにはオール・ダーティー・バスタードが1995年に発表したソロ・デビュー・アルバム『リターン・オブ・36・チェンバーズ』のジャケット・アートを描いた有名な壁画でも知られている。

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