
Photo: Dave J Hogan
セックス・ピストルズのベーシストであるグレン・マトロックはジョン・ライドンがバンドに復帰することはないと語っている。
セックス・ピストルズについては、グレン・マトロックが1996年に刊行した回想録『アイ・ワズ・ア・ティーンエイジ・セックス・ピストルズ』と同名の新たなドキュメンタリーが5月26日よりアップルTVプラスやアマゾン・プライム・ビデオで配信されている。
ドキュメンタリーのプロモーションで米『ビルボード』誌のインタヴューを受けたグレン・マトロックはジョン・ライドンが再加入を求めたら、バンドは受け入れるかと訊かれると、次のように答えている。「そんなことなることはないよ」
グレン・マトロックはジョン・ライドンにはこのドキュメンタリーへの出演依頼すらなかったと説明している。「今はもうバンドから離れてしまったんだ。でも、ジョン・ライドンの幸運を願っているよ。彼にはパブリック・イメージ・リミテッドがあるからね」
「私たちのことをジョン・ライドンのいないトリビュート・バンドだと言う人もいるけど、3人が参加しているからね。パブリック・イメージ・リミテッドのほうはオリジナル・メンバーは彼だけだ。ジョン・ライドンは自分の言動で身動きが取れない窮地に追い込まれたんだと思うよ」
現在、セックス・ピストルズはフランク・カーターをヴォーカリストに迎えて、ツアーを続けているが、今の体制についてグレン・マトロックは次のように語っている。「フランク・カーターは新たな活力をバンドに与えてくれたんだ。バンドを始めた時のような感じだよね。最初に始めた、ジョン・ライドンの顔が新聞に載るようになる前の感じなんだよ」
「ポール・クックの妻のジェニーが観に来てくれたんだけど、『ねえ。ステージから降りてきた時に、あんなに笑顔を見せたのを初めて見たわ』と言っていたんだ」
グレン・マトロックはバンドにとって「残された時間がなくなり始めた」ことを認めつつも、将来的に新曲を発表する可能性もあると語っている。
「やりたい気持ちはある。いくつか曲はできている。完成形ではないけれど、もし機会があれば発表しようと思っているんだ。フランク・カーターもやりたがっているんじゃないかな。唯一の問題はスティーヴ・ジョーンズがロサンゼルスに住んでいることだね。私はロンドンに住んでいて、フランクは地方に住んでいるんだ」
「ツアーで集まれば、必要なことをする時間は十分にある。無駄に過ごす時間はほとんどない。でも、どうなるかは分からない。残された時間がなくなり始めたけど、絶対にないということはないからね」
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