
Photo: Anton Corbijn
ホールの元ドラマーであるパティ・シュメルはニルヴァーナのカート・コバーンがかつて着ていたTシャツをオークションに出品している。
ジュリアンズ・オークションに出品されているこの『フォクシー・レディ』のTシャツは既に予想落札価格の4,000ドルから6,000ドルを超えて、8000ドルの値を付けている。
1980年公開の映画『フォクシー・レディ』のロゴをあしらったこのTシャツはカート・コバーンが1990年代初頭の写真撮影時に着ていたものと説明されている。カート・コバーンは若き日のジョディ・フォスターが出演するこの映画が好きで、パティ・シュメルと一緒に観たことから、スタイリストからこのTシャツを選んだという。
フォトグラファーのアントン・コービンはこのTシャツを着たカート・コバーンを1993年7月16日に撮影している。この写真はバンドの有名な宣材写真の一つで、今もスポティファイのプロフィール写真としても使用されている。写真の中でカート・コバーンは後に彼のトレードマークとなるサングラスをかけている。
出品情報によると、カート・コバーンはそのTシャツを所有することとなり、写真撮影後にパティ・シュメルに譲ったという。二人は映画と珍しいTシャツのどちらも好きだったことから親交を深めた友人という関係だったと説明されている。
パティ・シュメルは1993年の夏にホールのリハーサルのためにコートニー・ラヴとカート・コバーンを車で迎えに行ったところ、待っている間にカート・コバーンが服の山からこのTシャツを取り出したと書簡で説明している。この書簡もオークションへの出品物に含まれている。
「彼は『君が持っているべきだ』と言いました」とパティ・シュメルは述べている。「1970年代や1980年代の青春カルト映画という趣味を彼とは共有していました。カート・コバーンはサウンドトラックも持っていて、私はこの映画に出てくるジョディ・フォスターが大好きでした」
「長年にわたって、このTシャツのことは保管してきました。とても特別な一品です」
パティ・シュメルは2017年に刊行した回顧録『ヒット・ソー・ハード』でもカート・コバーンの友人関係について書いている。パティ・シュメルは1992年から1998年までドラマーとしてホールに在籍していた。
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