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スリップノットのコリィ・テイラーは、世界有数のビッグ・バンドのフロントマンというだけでなく、多作な作家として新著について語っている。

『メタル・ハマー』の最新インタヴューで、コリィ・テイラーは『America 51』(仮称)という新著を執筆中であり、「いい意味でも悪い意味でも、現在この国がどれだけトチ狂っているか」に焦点を当てているという。

また、『ガーディアン』紙による別のインタヴューでは、著書についての他に、スリップノットとストーン・サワーの2016年の計画を語っている。「11月まではスリップノットのツアーを行って、ツアーの合間にはストーン・サワーのデモ制作をする予定だ。本が出版されても、ソロのアコースティック・ライヴがいくつか控えてる。だから、いつものごとく忙しいよ」

新著については次のように語っている。「仮のタイトルは『America 51』としていて、エリア51を示唆してるんだ。基本的な内容としては、この国がどれほど素晴らしく腐ってるか、無責任にもアブノーマルかってことを書いてる。政治から社会的な論評まで多岐にわたるよ。この国の人たちからは敬遠されるだろうが、それ以外の人たちにはウケるだろうね」

コリィ・テイラーは続けてこう語っている。「現在の選挙サイクルはめちゃくちゃだ。それに比類するのは、カリフォルニア州で起きた知事選の大失敗くらいだろう。アーノルド・シュワルツェネッガーが当選したが、当時は誰もが、彼の母親までもが立候補したんだ。ドナルド・トランプがいまだに有力候補であるという現状は、俺にとって靴を食いたくなるくらいの異常事態だよ。我々を分断するための候補が無数にいて、団結するための候補が足りないんだ。俺がバーニー・サンダースを支持する理由の一つはそれだよ。受動的であれ能動的であれ、選挙で勝つために人種差別を利用するような奴は決して支持しない」

スリップノットは、この夏にマリリン・マンソンやオブ・マイス&メンとツアーを予定している。6月9日のユタ州ソルトレイクシティ公演からツアーは開始される。

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