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オジー・オズボーンの妻であるシャロン・オズボーンはブラック・サバスの最後のライヴについて、あるバンドの出演を断ったことでマネージャーに「デタラメの嘘をつかれている」と語っている。

ブラック・サバスはオジー・オズボーン、ギタリストのトニー・アイオミ、ベーシストのギーザー・バトラー、ドラマーのビル・ワードという結成メンバーによるラインナップで20年ぶりにライヴを行うことが決定している。ライヴは7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで行われる予定となっており、メタリカ、スレイヤー、パンテラ、ゴジラらが出演する。ライヴの模様は世界的に有料配信されることが決定している。

しかし、ライヴが1ヶ月後に迫るなかでシャロン・オズボーンは『メタル・ハマー』誌のインタヴューでラインナップから外したバンドがいることを明かしている。「オジー・オズボーンとブラック・サバスを祝福するためにマネージャーと共にたくさんやらなきゃいけないことがあった。おそらく、ここ数年で最も嫌なこともあったわ」

「その人物が私についてどう言おうと、何を思おうが気にしないけど、私のことを分かっていないのよ」とシャロン・オズボーンは続けている。「それで、いろんなところでデタラメの嘘をつかれている。彼のバンドを出演者から外したからね」

シャロン・オズボーンは「どう言おうと、何を思おうが気にしない」ことについて次のように続けている。「だって、私はその人たちのことを好きじゃないしね。自分のことを好きな人だったら、言われたら気にするけど、業界が何を言おうがどうでもいい。好きじゃなかったら傷つくことなんてないでしょ」

現時点でどのバンドが外されたのかは明らかになっていない。一時、ウェブサイトから名前がなくなっていたため、トゥールではないかという憶測が寄せられたが、その後、名前は追加されており、ライヴに参加することが明らかになっている。

今年2月、シャロン・オズボーンとトニー・アイオミは「バック・トゥ・ザ・ビギニング」がどんなものになるかについて語っている。

シャロン・オズボーンはコンサートについて「なおも健在である昔の楽曲を称えるものになる」と語っている。

「キャリアにおいては、何をやっても前にやっていたことに及ばないという段階はやってくる」とシャロン・オズボーンは語っている。「過去の成功に甘んじて、『みんなは今も好きだと言ってくれているし、売れてもいる。昔ほどのことはできないよ』と言うようなものだけど、それで充分なのよ」

シャロン・オズボーンは最後のライヴについて「ジャンルを切り拓き、それを次のバンドへと受け継いだパイオニアを称えるもの」になると述べている。「こういうことって大抵は亡くなった時に行われることだけど、生きている間にそれが認められるというのは素晴らしいことだと思う」

参加する豪華ラインナップについてシャロン・オズボーンは次のようにコメントしている。「最後に全員が集まった時の写真を想像できる? アイコンが大集合よね。最後の写真はとんでもないものになるだろうし、歴史に残ると思うわ」

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