
Photo: GETTY
ブラック・サバスは7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで行う最後のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」を世界的に有料配信することを発表している。
ブラック・サバスはオジー・オズボーン、ギタリストのトニー・アイオミ、ベーシストのギーザー・バトラー、ドラマーのビル・ワードという結成メンバーによるラインナップで20年ぶりにライヴを行うことが決定している。ブラック・サバスならびにオジー・オズボーンはこれが最後のライヴになることが発表されている。
ライヴにはメタリカ、スレイヤー、パンテラ、ゴジラ、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、ガンズ・アンド・ローゼズ、アリス・イン・チェインズ、リンプ・ビズキットやコーンのメンバーらも出演して、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロが音楽監督を務めることが決定している。
今回、「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題されたライヴは世界的に配信されることが決定しており、日本円では4300円で視聴チケットが販売されている。
https://backtothebeginning.com/
配信は日本時間7月5日23時から始まる予定となっており、配信開始から48時間はオンデマンドで視聴可能となっている。
今年2月、シャロン・オズボーンとトニー・アイオミは「バック・トゥ・ザ・ビギニング」がどんなものになるかについて語っている。
シャロン・オズボーンはコンサートについて「なおも健在である昔の楽曲を称えるものになる」と語っている。
「キャリアにおいては、何をやっても前にやっていたことに及ばないという段階はやってくる」とシャロン・オズボーンは語っている。「過去の成功に甘んじて、『みんなは今も好きだと言ってくれているし、売れてもいる。昔ほどのことはできないよ』と言うようなものだけど、それで充分なのよ」
シャロン・オズボーンは最後のライヴについて「ジャンルを切り拓き、それを次のバンドへと受け継いだパイオニアを称えるもの」になると述べている。「こういうことって大抵は亡くなった時に行われることだけど、生きている間にそれが認められるというのは素晴らしいことだと思う」
参加する豪華ラインナップについてシャロン・オズボーンは次のようにコメントしている。「最後に全員が集まった時の写真を想像できる? アイコンが大集合よね。最後の写真はとんでもないものになるだろうし、歴史に残ると思うわ」
先日、オジー・オズボーンは『ガーディアン』紙のインタヴューで健康な状態でライヴをやることを目標にしていると語っている。
「出るつもりだよ。最善を尽くすつもりだ」とオジー・オズボーンは語っている。「登場するしかないだろ」
オジー・オズボーンは次のように続けている。「昔は2時間のステージをやって、走り回ったり、飛び回ったりしていた。今はそんなに走り回ったり、飛び回ったりすることはできないと思う。座っているかもしれない」
「それぞれ何曲かしかやらないと思う。『だまされた』なんて思ってほしくないからな。だから、オジー・オズボーンの曲にしても、ブラック・サバスの曲にしても、数曲をやる予定なんだ」
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