Andy Hughes/NME

Photo: Andy Hughes/NME

フー・ファイターズは現地時間3月2日の夜にバンドからの発表があることを明かしている。

バンドはロサンゼルス時間で3月1日の22時前に、シンプルに次のようにツイートしている。「バンドからの公式発表が明日の夜あるよ。お見逃しなく」

エンタテインメント・サイト「ページ・シックス」は、デイヴ・グロールのソロ・プロジェクトが進行中の可能性について報じており、ツイッター上の多くのファンはバンドの解散の可能性について推測している。しかし、バンドの広報担当者は『エンタテインメント・ウィークリー』誌に、バンドが解散するという内容については「極めてバカげてる」と語っている。

フー・ファイターズは昨年11月に『セイント・シシリア』EPをリリースしており、その際、デイヴ・グロールはニルヴァーナの後を追って結成したバンドの、はっきりとしていない未来についてヒントを与えるメッセージを執筆している。

「おそらくこれらの曲は、これまで来た道を引き返すのを手助けしてくれるパンくずのようなものなんだ。そうする時が来たんだよ」とリリース時にデイヴ・グロールは綴っている。「今のところは森のなかを素敵に彷徨っているところなんだ。まだ何も書かれていない新たな日記帳があって、新たに肩をポンと叩いてみるっていうね。決して遠く離れたところまで来てしまったわけじゃない。俺を興奮させてくれる森にいるっていうのが当面のことなんだ」

また、昨年夏に『エンタテインメント・ウィークリー』誌に語ったインタヴューでは、デイヴ・グロールはバンドが「家族」であって、解散はしないと譲らなかった。「バンドは音楽グループ以上のものなんだ」と彼は語っている。「バンドは家族であり、、俺たちの生き方になってるんだよ。お互い大好きだしね。フー・ファイターズが空港に現れて、俺たちを乗せてくれる4台のSUVが待ってたとしても、俺たちは1台に乗るんだ。いまだにそうなんだよ。それが俺たちのやり方なんだ。当面は解散しないだろうね。それって祖父母が離婚するようなものでさ。おかしすぎるだろ」

『セイント・シシリア』EPは5曲の新曲を収録しており、バンドのワールド・ツアーの終了と共にリリースされた。ワールド・ツアーではUKでの巨大ギグがあったほか、スウェーデンでは足を骨折している。

デイヴ・グロールはソロでの出演もいくつか行っており、アカデミー賞授賞式ではザ・ビートルズのカヴァーを披露したほか、グラミー賞授賞式ではアリス・クーパーとジョニー・デップによるバンド、ハリウッド・ヴァンパイヤーズを紹介している。

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