
Photo: GETTY
ニルヴァーナのカート・コバーンは『MTVアンプラグド』で使われたマーティン D-18Eがロンドンで展示されることが決定している。
これは6月3日から11月18日までロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック・ミュージアムで開催される展覧会「カート・コバーン・アンプラグド」で展示されるものとなっている。
展示されるマーティン D-18Eは2020年にロード・マイクロフォンズの創業者であるピーター・フリードマンによって601万ドル(約9億円)で購入されており、これまでで最も高額なギターとなっている。ピーター・フリードマンはこのギターを惜しみなく展覧会に貸し出しており、パフォーミング・アーティストを支援するという自身のヴィジョンを実現している。
「ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック・ミュージアムで開催される展覧会でカート・コバーンのギターがUKで初披露され、新世代のミュージシャンに影響を与えられることを喜んでいます」とピーター・フリードマンは述べている。
展覧会ではカート・コバーンが『MTVアンプラグド』で着ていたオリーヴ・グリーンのモヘアのカーディガンも展示される。マーティン D-18Eとオリーヴ・グリーンのモヘアのカーディガンが一緒に展示されるのは今回が初めてとなり、ライヴのポスターや貴重なアナログ盤、カート・コバーンの機材の一部といった品々も展示される。
展覧会はロック・ジャーナリストのアラン・ディ・ペルナ、ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック・ミュージアムのガブリエル・ロッシがキュレーションを手掛けており、関連したイベントやライヴも開催される。
先日、ニルヴァーナについては『サタデー・ナイト・ライヴ』の50周年記念番組『ザ・ホームカミング・コンサート』でポスト・マローンをヴォーカルに迎えて披露した“Smells Like Teen Spirit”の公式映像が公開されている。
ニルヴァーナのクリス・ノヴォゼリック、デイヴ・グロール、パット・スメアは先月開催されたチャリティ・コンサート「ファイアーエイド」でセイント・ヴィンセント、キム・ゴードン、ジョーン・ジェット、ヴァイオレット・グロールをヴォーカルに迎えて再結成を果たしている。
“Smells Like Teen Spirit”の公式映像はこちらから。
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