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バンド・エイドは1984年11月25日・26日にレコーディングされた“Do They Know It’s Christmas?”の40周年を記念して、ミュージック・ビデオがYouTubeで正式公開されている。

“Do They Know It’s Christmas?”はブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフとウルトラヴォックスのミッジ・ユーロによって書かれた楽曲で、U2のボノやデュラン・デュラン、スティング、ポール・ウェラー、スパンダー・バレエらが参加している。

“Do They Know It’s Christmas?”のミュージック・ビデオはこちらから。

2019年、ボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロはバンド・エイドの収益を手にしたという噂が持ち上がったことについて強く否定している。

“Do They Know It’s Christmas”は1984年のクリスマス週に全英1位を獲得しており、イギリスで過去最も売れたシングルの一つとなっている。同曲は200万枚以上のセールスを記録し、飢餓の救済のために2億ポンド(約280億円)以上を集めている。

ボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロはジェイムス・オブライエンのラジオ番組に電話で出演して、噂に対して異議を唱えている。ボブ・ゲルドフはバンド・エイドから「コーヒー1杯分」ももらってないと語っており、その収支は英チャリティ委員会で確認できるとしている。また、“Do They Know It’s Christmas”の収支は音楽出版社のPRSで確認できると述べている。

ミッジ・ユーロは次のように語っている。「最近はみんなが噂の中で暮らし、嘘や虚実の海に囲まれているというのは理解している。でも、この意見はナンセンスだよ。35年間、ボブも僕もバンド・エイドやライヴ・エイドから1ペニーももらってないよ」

ボブ・ゲルドフは次のように続けている。「こういったことがツイッターの世界ではあるんだよ。アメリカ大統領についての嘘が真実のように扱われたりね。それは訂正する必要があるんだ。しばらくは我慢していたけど、昨日のは許せなかったんだ」

“Do They Know It’s Christmas”はバンド・エイドとして3度再レコーディングされており、1989年のバンド・エイドIIにはカイリー・ミノーグやジェイソン・ドノヴァン、ブロスが参加しており、2004年のバンド・エイド20にはポール・マッカートニーやクリス・マーティン、ディジー・ラスカルらが参加している。

2014年のバンド・エイド30にはガイ・ガーヴェイ、エド・シーラン、アンダーワールドらが参加している。

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