フー・ファイターズのデイヴ・グロールは妻のジョーダン・ブラムとの婚姻関係とは別のところで父親になったことを発表しており、家族の「信頼を回復できるよう全力を尽くしています」と述べている。
デイヴ・グロールは公式インスタグラムで婚姻関係とは別の人物ともうけた女児の父親になったことを明かしている。デイヴ・グロールとジョーダン・ブラムはヴァイオレット、ハーパー、オフェーリアという3人の娘をもうけている。
「先日、婚外子として生まれた娘の父親になりました。彼女にとって愛して支える親になるつもりです」とデイヴ・グロールは述べている。「私は妻と子どもたちを愛していますし、許してもらって、信頼を回復できるよう全力を尽くしています。関係する子どもたちへの配慮に感謝しますし、私たちは共に前に進んでいきます」
ヴァイオレットとハーパーは自身のインスタグラム・アカウントを停止している。ヴァイオレットは近年フー・ファイターズのツアーに父親と共に参加しており、2023年発表の最新作『バット・ヒア・ウィ・アー』に収録されている“Show Me How”にも参加している。最新作『バット・ヒア・ウィ・アー』はデイヴ・グロールの母親であるヴァージニア、ドラマーのテイラー・ホーキンスが亡くなったことを受けて書かれた作品となっている。
デイヴ・グロールとジョーダン・ブラムは2003年8月2日にロサンゼルスの自宅で入籍している。デイヴ・グロールは父親になったこと、それが人生をどう変えたかについて長年語ってきている。2007年の『ガーディアン』紙のインタヴューでデイヴ・グロールは次のように語っている。「妻のジョーダンと娘のヴァイオレットは自分が完全に消えてしまわないための錨なんだ」
2009年の『タイム』誌の企画「10の質問」では父親になったことについてデイヴ・グロールは次のように語っている。「1年に9ヶ月ツアーをやっていたわけだけど、今は子どもと12日も離れるのが嫌なんだよね。やることすべてが変わってしまったんだ」
「子どもができると、違う目で人生を見るようになる。愛情をより深く感じるようになるし、思いやりが少し増すかもしれない。それが曲作りに反映されるのは避けられないよね」
2021年にデイヴ・グロールは回想録『デイヴ・グロール自伝:音楽と人生~ニルヴァーナ、そしてフー・ファイターズ』を刊行している。
一方、フー・ファイターズはドナルド・トランプ元大統領の選挙集会で“My Hero”が使われたことについて支持していないことを表明したが、ドナルド・トランプ陣営は曲をかける「ライセンス」を得ていると主張している。
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