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リアム・ギャラガーは『ディフィニトリー・メイビー』30周年ツアーのステージ・プロダクションに「圧倒された」として思い描いていたヴィジョン通りだと述べている。

リアム・ギャラガーは来月『ディフィニトリー・メイビー』の30周年を受けて、アルバム全編を演奏するUK&アイルランド・ツアーを行うことが決定している。ツアーは14公演に及ぶもので、6月1日のシェフィールド公演から始まり、カーディフ公演を経て、ロンドンで4公演を行い、地元マンチェスターでは4公演が行われ、グラスゴーとダブリンでは2公演ずつが開催される。

今回、ツアーの初日を数日後に控える中でリアム・ギャラガーはステージ・プロダクションについての見解を述べ、「自分の頭の中を写真に撮った」ようだと語っている。

「今日は『ディフィニトリー・メイビー』ツアーのプロダクション・リハーサルだったんだ」とリアム・ギャラガーはツイートしている。「完全にセットに圧倒されたよ。サイケデリックに満ちているんだ。自分の頭の中を写真に撮ったようだった」

ファンがリハーサルでの“Up In The Sky”のサウンドがどうだったかを尋ねると、リアム・ギャラガーは一言で次のように応じている。「最高だよ」

昨年10月、リアム・ギャラガーは『ディフィニトリー・メイビー』30周年ツアーについて「ヴィジュアル面でも力を入れるつもり」だと述べていた。「ステージ上でアルバム・ジャケットを再現しようとしているんだよ。ラザニアのフラミンゴのボウルに裸で真っ先に飛び込んでやるよ」と彼は述べており、おそらくアルバム・ジャケットで暖炉の上にあるフラミンゴの人形を指していると思われる。

リアム・ギャラガーは『ディフィニトリー・メイビー』30周年記念ツアーのセットリストについても言及しており、アルバムの曲順通りには演奏しないことを明かしている。

リアム・ギャラガーはファンから「オリジナルの曲順に沿って」演奏するのか、それとも「曲順を入れ替えて」演奏するのかを訊かれて、次のように答えている。「入れ替えて、だね。セットリストで“Live Forever”を4曲目に歌えないだろ」

一方、オアシスは1994年にリリースされたデビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』30周年記念盤の詳細が発表されている。

30周年記念デラックス・エディションにはノエル・ギャラガーとカラム・マリーニョが初めてミックスを手がけた、モノウ・ヴァレー・スタジオでの幻のオリジナル・レコーディング・セッションからの楽曲のほか、コーンウォールのソーミルズ・スタジオで録音された同アルバムからのアウトテイクが収録される。さらにはオリジナルLPのボーナス・トラック“Sad Song”の未発表デモ・ヴァージョンも収録されるとのことで、この別ヴァージョンではリアム・ギャラガーのヴォーカルが聴くことができる。

30周年を記念してアートワークも新しいものになるとのことで、オリジナル盤のアートデザイナーであるマイクロドットのブライアン・キャノンと、スリーヴ写真家のマイケル・スペンサー・ジョーンズが手がける新たなアートワークに、クリエイション・レコーズのアラン・マッギーと、ジャーナリストのヘイミッシュ・マクベインがライナーノーツを寄稿する。

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