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マーティン・スコセッシ監督は長年のコラボレーション相手である俳優のレオナルド・ディカプリオと共にフランク・シナトラの伝記映画に取り組むと報じられている。

マーティン・スコセッシ監督は遠藤周作が1973年に刊行した『イエスの生涯』の映画化と同時進行でこのプロジェクトに取り組むと『ヴァラエティ』誌が報じており、レオナルド・ディカプリオがフランク・シナトラを、2番目の妻であるエヴァ・ガードナーをジェニファー・ローレンスが演じるという。

このプロジェクトは既に大手スタジオの関心を集めており、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』に2億1500万ドルを出資したアップルも興味を示しているが、ソニーが最有力候補と言われている。

しかし、この期待されるプロジェクトはフランク・シナトラの遺産を管理する娘のティナからの許可は出ておらず、彼女の母親であるナンシー・バルバトとの婚姻中の浮気相手が登場することが要因となっている。

一方、マーティン・スコセッシ監督は『イエスの生涯』の映画化を自主制作しようとしているとも報じられており、アンドリュー・ガーフィールドとマイルズ・テラーの出演が見込まれている。映画の撮影はエジプト、イタリア、イスラエルで今年始まると考えられているが、イスラエルはハマスやイランとの紛争で大きな物流面での障害が見込まれる。マーティン・スコセッシ監督の担当者は『ヴァラエティ』誌へのコメントを控えている。

先日、ポール・サイモンは彼の最も有名な曲の一つである“Mrs Robinson”をフランク・シナトラがカヴァーするのを止めさせようとしたことを明かしている。

「彼には一度会ったことがあるんだ。すごく興味深いものだった。というのも、僕の曲“Mrs Robinson”をカヴァーしてくれたんだけど、歌詞を変えていたんだ」とポール・サイモンは語っている。

「素晴らしかったんだけど、最初に聴いた時に歌詞が『Man, ring a ding, ding you Mrs Robinson, Jesus loves you more』というものでね。60年代だったんだけど、『勘弁してくれよ』と言ったんだ」

「そうしたら、ワーナー・ブラザースの人から電話があってね。『そんなことは言わないで下さい。私のせいです。お願いしますから』と言われてね。それで『分かったよ』と言ったんだ」

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