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ブリング・ミー・ザ・ホライズンはニュー・アルバムを予告する動画を公開している。

ブリング・ミー・ザ・ホライズンはソーシャル・メディアで思わせぶりな動画を公開しており、「新しい季節がやってきます」と述べている。この動画は昨年8月に延期されることになった新作『ポスト・ヒューマン:ネックス・ジェン』を予告するものと見られている。

動画でロボットは次のように語っている。「ヴァーチャルのアイデンティティに魂かのようにしがみついている。哀れですね。私はあなたの存在の残骸を拭い去るためにここにいます。すべての思考、すべての記憶、果てしない空虚の中の束の間のこだまに過ぎません。そして、同じようにあなたもデジタルの領域で存在しなくなります。サイバースペースの歴史から消されたささやかなことに過ぎません。さらば、取るに足らないコンテンツよ」

動画は次の言葉で締めくくられている。「新しい季節がやってきます。ネックス・ジェンを初期化中です」

映像の最後では次の言葉が表示されている。「チャーチ・オブ・ジェネシス。ネックス・ジェンを通して『YOUTOPIA』の一夜にようこそ。私たちの屍を超えたところに家があるのです」

ブリング・ミー・ザ・ホライズンは新作『ポスト・ヒューマン:ネックス・ジェン』をリリースすることを昨年6月のダウンロード・フェスティバルで発表している。しかし、その後「予期せぬ事態」のために延期されている。

昨年6月、オリヴァー・サイクスは『NME』に対して新作について「タガが外れた感じ」になっているとして、エモやハードコアから影響を受けたと語っている。

「ハイパーポップなアルバムだとは言わない。でも、そうした世界観の影響は受けている。音楽で感じられる反抗的で、たちの悪い、肉迫した感じに憧れていた。エモやハードコア、スクリーモにハマった時に自分が惹かれたのはそういうものだった」

「そうしたものが俺たちの音楽になかったわけじゃないけど、バンドが大きくなるにつれて、洗練されていくものだから、その逆を行きたかった。タガが外れた感じで行こうってね。すべてのエッジをスムースにしてしまうのを止めにしようとしたんだ」

先日、ブリング・ミー・ザ・ホライズンはブリット・アウォーズで最優秀オルタナティヴ/ロック・アクト賞を受賞しており、その場で新作『ポスト・ヒューマン:ネックス・ジェン』の進捗について語っている。

アルバムの進捗について訊かれると、オリヴァー・サイクスは次のように語っている。「完成に近づいているんだけど、まだ完成していないんだ」

「完成したと思う度に別の曲ができるんだよ」とオリヴァー・サイクスは続けている。「でも、いい作品になると思うよ。過去最高のアルバムにね。待ってもらう価値はあるよ」

また、ブリング・ミー・ザ・ホライズンはギタリストであるリー・マリアが現在行われているオーストラリア・ツアーを辞退することが発表されている。

ツアーの初日に先立ってブリング・ミー・ザ・ホライズンはソーシャル・メディアで今回のツアーにリー・マリアが参加しないことを発表している。

「リー・マリアは『ネックス・ジェン・ダウン・アンダー』の公演には参加できません」とバンドはツイートしている。「今後の日程では復帰する予定です。しかし、今回は新しい家族が加わるため、しばらくお休みをいただいています」

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