ライドのアンディ・ベルはオアシスが再結成する可能性について自身の見解を語り、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーは「おそらく一緒にやることになるだろう」と語っている。
アンディ・ベルは『ヴァージン・ラジオ』に出演して新たなインタヴューに応じており、ライドとしての新作とツアーについて語っている。
アンディ・ベルはライドやハリケーン#1での活動を経て、元々はギタリストでありながらベーシストとして1999年にオアシスに参加しており、2009年に解散するまで在籍していた。
「オアシスにはまったのはかなり初期で、いくつか初期のライヴを観たんだ。この国の各地で10回以上は観たんじゃないかな。だから、大ファンだったよ」とアンディ・ベルは語っており、オアシスに加入することになった経緯についても振り返っている。
「ライドが解散してから数年が経っていて、ハリケーン#1という新しいバンドにいたんだけど、それも解散したんだ。紙媒体で僕のバンドが解散したことが報じられて、これで僕がブラブラしているということを連中も分かっただろうなとは思ったんだ」
インタヴューでアンディ・ベルは今後オアシスが再結成するかどうかの考えについて訊かれている。具体的な計画については何も語ることはなかったが、実現に向けて楽観的と思える見通しを語っている。
「ああ、多分するんじゃないかな。多分やると思うよ。今すぐではないと思うけど、でも、人生は長いだろ?」とアンディ・ベルは語り、ザ・ストーン・ローゼズを引き合いに出している。
「ザ・ストーン・ローゼズのファンとしてあの再結成も世間の見立てを完全に裏切る形で実現しただろ。彼らはうまくいっていたわけではないし、報道でもいろんな確執がザ・ストーン・ローゼズにはあった。そこで突然、ライヴのことが耳に入ってきたわけだからね。オアシスにもああいうことが起こるんじゃないかと思っているよ」
今年、オアシスはデビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』が30周年を迎える中で、再結成に関する議論は活発化しており、リアム・ギャラガーはム『ディフィニトリー・メイビー』の30周年を記念して全曲を披露するライヴを行うことが決定している。
一方、元オアシスのギタリストであるポール・“ボーンヘッド”・アーサーズはオアシスの再結成について若い世代のファンに与える影響を考えると「その価値がある」と語っている。
「リアム・ギャラガーとアリーナでやった時に前の10列とかを見ると、16歳とか17歳なんだよね。オアシスのキャリアが始まった時は生まれてもなかった人だよ。再結成が実現したら、そういう人たちには価値があるんじゃないかな? リアム、そうだろ? ノエル、そうだろ?」
2020年、リアム・ギャラガーはオアシスの再結成についてノエルが「強欲で、金が好きだから、すぐに実現するか、しないかはあいつが分かってるよ」として「すぐに実現するだろう」と語っている。2023年1月、ノエル・ギャラガーはオアシスの再結成について「絶対にないとは言えない」と語っている。
一方、リアム・ギャラガーはノエル・ギャラガーが「オアシスというブランドに多大な損害を与えた」とも発言している。
また、ノエル・ギャラガーはオアシスのデビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』が30周年を迎えることを記念して、再結成はしないものの、アルバムを再発すると語っている。
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