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ABBAは数百万ドルに及ぶ契約でデジタル公演「ABBAヴォヤージ」をラスベガスで上演しようとしていると報じられている。

ABBAはロンドン公演の大きな成功を受けて、ここ数年にわたって「ABBAヴォヤージ」をラスベガスで上演しようとリゾート・ワールドと交渉してきたと報じられている。

「ABBAはラスベガスで契約を取り付けようと、密かに交渉してきました」と情報筋は『デイリー・スター』紙に語っている。

「ABBAの音楽はアメリカでも非常に人気ですし、ABBA以上にアバターというユニークなセールスポイントは観客を驚かせることができる壮大なポイントとなっています」

昨年、「ABBAヴォヤージ」はワールド・ツアーが計画されていると報じられたが、その時期や場所に関する計画は現時点で明らかにされていない。

公演の今後について尋ねられると、ビヨルン・ウルヴァースは『NME』のインタヴューで次のように答えている。「できるだけ長くこの会場でやりたいと思っている。何年も観てもらいたいと思うし、他の地域にレプリカを建てるかもしれない。アジア、オーストラリア、北米。現時点で多くのプロモーターといろんな都市について話をしているんだ」

「それぞれ建てるのに2年間かかるんだけど、今年の年末から来年の初頭にかけてどうするかの発表があると思う。別の場所でやるなら、そういうことになると思う」

また、ABBAヴォヤージは1年間で約3億2300万ポンド(約580億円)の経済効果をロンドンに与えていると報じられている。

ABBAヴォヤージはクイーン・エリザベス・オリンピック・パークに建造された3000人収容のABBAアリーナで少なくとも2024年11月まで続けられることが決定しているが、会場周辺のロンドン東部ならびにロンドンに巨大な経済効果を及ぼしているという。

サウンド・ディプロマシーとリアル・ワースがまとめた報告によれば、2022年5月から2023年5月の時期にABBAヴォヤージは3億2260万ポンドの売り上げに貢献して、総付加価値として1億7700万ドルを生み出したとされている。

「公演の運営と来場客による消費は地元や都市全体への経済効果を生み出していくことになり、ABBAヴォヤージがロンドンで続く限り、ロンドンの経済的豊かさに貢献する可能性があることを示しています」

前述の総額の42%にあたる1億3410万ポンドの売り上げと7370万ポンドの総付加価値がニューアム区、ハックニー区、タワー・ハムレッツ区、ウォルサム・フォレスト区という地元エリアで生み出されている。

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