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ビヨンセは新作のリリースに先立ってニュー・アルバム『アクトII:カウボーイ・カーター』のトラックリストを公開している。

ビヨンセの通算8作目となり、三部作の2作目となる『アクトII:カウボーイ・カーター』は3月29日にリリースされる。

アルバムにはこれまでにリリースされてきた“Texas Hold ‘Em”や“16 Carriages”のほか、ドリー・パートンが明かしていた“Jolene”のカヴァーも収録される。

アルバムには“Dolly P”や“Smoke Hour Willie Nelson”といった曲も収録され、カントリー界の偉人への言及となっており、初めて成功を収めた黒人カントリー・アーティストの一人の名前を使った“The Linda Martell Show”という曲も収録される。

先週、ビヨンセは新作『カウボーイ・カーター』のアートワークを公開して、カントリー・ミュージックへの進出に対する反発について言及している。

アルバム・ジャケットはビヨンセがプラチナ・ブロンドのロングヘアに白のカウボーイハットを被り、赤、白、青のレザーの衣装を着て、アメリカ国旗を持ち、「カントリー・カーター」のたすきをかけ、白馬の上に座るものとなっている。

ビヨンセはアルバムについて次のように述べている。「このアルバムは作るのに5年以上を要しました。このアルバムは何年も前に自分が受け入れられていないと感じた体験から生まれました……自分が受け入れられていないことは明らかでした。しかし、その体験のおかげで、私はカントリー・ミュージックの歴史に深く入り込み、豊穣な音楽のアーカイヴについて学ぶことになりました。音楽が世界の多くの人々を結びつけることができることを知り、音楽の歴史を教えることに人生を捧げてきた人々の声を広げることができて、素晴らしい気分です」

ビヨンセは次のように続けている。「このジャンルに進出した時に直面した批判によって私は自分に課せられた限界を超えていくことを余儀なくされました。『アクトII』は自分自身に挑戦して、作品を作るために時間を費やしてジャンルをかけ合わせたことの産物です」

「『ルネッサンス』の延長として、このアルバムには取り組みました……この音楽が体験となり、目を閉じて、一から始まる、決して止まらない旅になることを願っています。本作はカントリー・アルバムではありません」とビヨンセは締めくくっている。「本作は『ビヨンセ』アルバムです。『アクトII:カウボーイ・カーター』なのです。みなさんに公開できることを誇りに思います」

『カウボーイ・カーター』はビヨンセにとって通算8作目のソロ・アルバムで、限定エディションとして赤、白、青、黒のアナログ盤がラインナップされており、ビヨンセの顔半分を使った2種類の写真を使ったCDも発売される。

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