ジョン・ボン・ジョヴィはニュー・アルバム『フォーエヴァー』を作るまでは数年にわたって「暗くつらい時期」を経験していたと語っている。
ジョン・ボン・ジョヴィは『アルティメット・クラシック・ロック』のインタヴューで喜びのない荒れた月日が通算16作目となるニュー・アルバムを制作するインスピレーションになったと語っている。
「今回のアルバムの全体にわたる感情というのは喜びというものなんだ」とジョン・ボン・ジョヴィは語っている。「こうして喜びに辿り着いたのはたくさんの暗くつらい時期を経験しなければならなかったからなんだ」
ジョン・ボン・ジョヴィは次のように続けている。「『2020』というタイトルだった前作は私たちの周りの世界で起きていたことの物語であり、見解だった。新型コロナウイルスやジョージ・フロイドのこともあったし、学校での銃乱射事件やPTSDを抱えた兵士とかね」
ジョン・ボン・ジョヴィはアルバムを引っ提げてツアーを行いたかったが、新型コロナウイルスでそれができず、バンドの40周年に関心は向けられたが、声帯に問題を抱えていることに気づいたという。
「音楽的にどこに向かうかを考えていたら、肉体的な問題にぶつかったんだ。あまりない手術をするためにその分野の専門家を見つけなければならなかった」とジョン・ボン・ジョヴィは語っている。
「それで40周年ということもあって、そのタイミングを記念したことをしたかったんだ。今回の映画を撮るためにディーパック・チョプラの息子であるゴッサム・チョプラを雇うことにした。彼には完全なコントロールを与えたよ。ロサンゼルスで彼に会ったら、『分かりました。興味があります』と言ってくれたんだけど、『美辞麗句はやめましょう。それは一番必要ありません』と言われたんだ。『君が間違いなく正しいよ』と言ったよ。そうして歩みを共にしたんだ」
ボン・ジョヴィはキャリアを振り返ったドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Good Night』が4月26日より日本でもディズニープラスの「スター」にて配信されることが決定している。
ジョン・ボン・ジョヴィは新作が喜びに至った経緯について次のように続けている。「でも、そうしたことのまったく逆側から喜びは現れたんだ。朝に顔を上げて、空を見て、『あそこの赤い円が太陽だ。照らしてくれてるよ』っていう僕の能力だね」
6月7日にリリースされる新作『フォーエヴァー』はジョン・ボン・ジョヴィにとって声帯の手術後としては初となる4年ぶりのアルバムとなっている。アルバムの制作についてジョン・ボン・ジョヴィは次のようにプレス・リリースで語っている。「このアルバムは喜びへと戻ったんだ。曲を書いている時に始まり、レコーディングのプロセスを通して、ヴォリュームを上げるべき絶好調のボン・ジョヴィだったんだ」
一方、ジョン・ボン・ジョヴィは2022年に声帯を手術したために、もう一度ツアーをできるかどうかは分からないと語っている。
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