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ヴァンパイア・ウィークエンドは新たなポッドキャスト『ヴァンパイア・キャンプファイアー』を立ち上げている。

バンド・メンバーのエズラ・クーニグ、クリス・バイオ、クリス・トムソンが司会を務めるポッドキャストは4月5日にリリースされる通算5作目となるアルバム『オンリー・ゴッド・ワズ・アバヴ・アス』に先立って公開されている。

ポッドキャストについては「当分の間、ほぼ定期的に公開されていく」ものになるとのことで、「3人がヴァンパイア・ウィークエンドのあらゆることを議論して、ブレインストーミングするキャンプファイアーでの会話という、これまでは公開されてこなかったヴァンパイア・ウィークエンドの長年のしきたりを見られる舞台裏に招待する」ものなると説明されている。

ポッドキャストではヴァンパイア・ウィークエンドの作品に隠された秘密やニュー・アルバムについての「事前の考察」も語られていくという。

「タコスの定番やテレビ番組『リアル・ワールド/ロード・ルールズ』といった物議を醸す話題から『40年前のEメール』という今後の新作の可能性、セットリストなど、現時点で重要な事柄を議論して、過去を振り返る様を目撃することになります」

「今後のエピソードではニュー・アルバムを掘り下げ、スペシャル・ゲストを迎えることになります」

 ポッドキャストの第1回はこちらから。

2019年発表の『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』以来となる5年ぶりのアルバムはマンハッタン、ロサンゼルス、ロンドン、東京でレコーディングが行われている。アルバムからは“Capricorn”と“Gen-X Cops”の2曲が公開されている。

アルバムは「20世紀のニューヨークに大きなインスピレーションを受けた」とのことで、エズラ・クーニグと長年のコラボレーターであるアリエル・レヒトシェイドがプロデュースしている。

『オンリー・ゴッド・ワズ・アバヴ・アス』は2019年~2020年にエズラが歌詞の大部分を書き、そこからじっくり歌詞とメロディーの構成のリワークを重ねて完成したという。

プレス・リリースには次のように記されている。「10曲の傑作はヴァンパイア・ウィークエンドを新たなクリエイティヴのピークへと導くために歌詞とメロディーの構造を洗練させ、手直しし、徐々に形づくることに費やした5年間の産物です」

「アルバムは直接的でありながら複雑で、バンドが最も硬質でありながら、最も美しくメロディアスでもあることを示しています。『オンリー・ゴッド・ワズ・アバヴ・アス』は決定的なステートメントに他なりません。戯れに冒涜的で対立的な音符で始まり、感情、経験、キャラクター、ストーリーの応酬を経て、受け入れることを示す音符で締めくくられ、それはまさに文字通り『希望』となっています」

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