ブリーチャーズのジャック・アントノフはテイラー・スウィフトとラナ・デル・レイとのこれまでの仕事について振り返り、「魔法」のようだと評している。
アップル・ミュージックのゼイン・ロウとのインタヴューでジャック・アントノフはテイラー・スウィフトとラナ・デル・レイとの仕事での関係性について語っている。
ジャック・アントノフはテイラー・スウィフトとラナ・デル・レイとスタジオに入る時にはいつまで続くか分からないものの、「魔法」の雰囲気が常にあると述べている。
「新しいことをやる時はいつも冗談で『まだまだいけるんじゃない?』と言うんだ。新しいことがそんな風に出続けるわけがないからね」とジャック・アントノフは語っている。「たくさんの魔法がそこにはあるんだ。テイラー・スウィフトの時もそう感じるし、ラナ・デル・レイの時もそう感じる」
ジャック・アントノフは次のように説明している。「やればやるほど期待できるものは減っていく。というのも、よく一人で思うんだ。あとどれだけ火花を散らし続けられるんだろう?ってね。そんなことが起こることにはただただ感謝している。どこから生まれ、どこに向かうのかも分からない。でも、一つだけ分かるのは、どこから生まれ、どこに向かうのか分かるという人はすぐに燃え尽きてしまうんだ」
ジャック・アントノフは2019年発表の傑作『ノーマン・ファッキング・ロックウェル!』で非日常的な体験をしたと語っている。ジャック・アントノフとラナ・デル・レイで“Mariners Apartment Complex”に取り組んでいる時にラナ・デル・レイがコーラスを歌いながらリアルタイムで曲を書いていて、衝撃を受けたとジャック・アントノフは語っている。
「ラナ・デル・レイがマイクのところについて、そこのパートを歌ったんだ」とジャック・アントノフは語っている。「彼女が聴いて、僕も聴いた。あれを聴いて素晴らしいと思わない人がいたら能なしだね」
ジャック・アントノフは2024年のグラミー賞でプロデューサー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞している。ブリーチャーズは3月8日に通算4作目となるセルフタイトル作をリリースすることが決定している。
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