アデルは今年の夏にミュンヘンで連続公演を行うことが決定している。
アデルは通算4作目のアルバム『30』に際してワールド・ツアーを行っておらず、代わりに「ウィークエンズ・ウィズ・アデル」と題してラスベガスで連続公演を行っている。
ラスベガスでの連続公演は6月末に終わる予定となっているが、今回アデルはミュンヘン・メッセで8月に4公演を行うことが決定している。
80000人収容の野外会場であるミュンヘン・メッセはこの公演のために造られた会場となっている。会場は完成予想図が公開されている。
インスタグラムでアデルは次のように述べている。「数ヶ月前に夏の公演について電話をもらいました。ロンドンのハイド・パーク公演とラスベガスの連続公演に満足していたので、他の予定はありませんでした。しかし、好奇心のためにこのアイディアにのめり込まずにはいられませんでした。一度限りの特注のスタジアムで自分が盛り込みたいことを何でもデザインできるのです」
「本当に!? ヨーロッパのド真ん中で? ミュンヘンで? 読めないところもあるけど、素晴らしいと思いました。ユーロの直後に? イングランド、頑張って。オリンピックの隣国で? シモーン・バイルス、頑張って。そして、私の好きなアーティストもライヴをやっているの? もちろん、やるわ。2016年からヨーロッパでは公演をやっていません」
「こんなエキサイティングな夏に、故郷に近い場所でライヴをすることで、私の人生とキャリアのこの美しい局面を終えることができるなんて、これ以上素晴らしい夏の過ごし方はないと思います」
アデルは次のアルバム・サイクルではワールド・ツアーを行うつもりだと語っている。アデルは「ウィークエンズ・ウィズ・アデル」の公演で観客に対して次回作のアルバムまではしばらく待たなければならないものの、次のアルバムではこれまで以上にツアーを行うと語っている。
「しばらくはアルバムの曲を書くことはないと思う」とアデルは現地時間1月27日に行われた公演で観客に語っている。「でも、次にやる時はみんながどこに住んでいようとも行くことにするわ」
数ヶ月前にアデルはラスベガスでの連続公演のおかげで「ライヴをやることがもう一度好きになった」と語っている。自分の曲ともう一度繋がって、自分にとってどんな意味を持つのか思い出す必要があったんだけど、そうすることができた」
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