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ノエル・ギャラガーは「ロシアの問題に取り組む」ために「ジ・アフター・パーティー」という政党を立ち上げてみたいと冗談を飛ばしている。

ノエル・ギャラガーはマット・モーガンのポッドキャストで現在の世界情勢に触れて、自身の政党を立ち上げたら、どのように問題に取り組むかについて冗談たっぷりに語っている。

ノエル・ギャラガーは「ジ・アフター・パーティー」という政党を立ち上げるとして、スローガンは「It’s Going To Get Worse Before It Gets Better」だとしている。

「『これから状況は悪くなると言ったよな』と俺だったら言うだろうね。でも、そこから状況はよくなっていくんだ」とノエル・ギャラガーは語り、ウラジミール・プーチン大統領に「ウクライナを放っておく」ようにさせると語っている。

「ロシアの問題にも取り組めるよ。俺だったらプーチンを座らせて、『いいかい、大丈夫か? 何が問題だと思っているんだ? ギターの弾き方を教えたら、どうする? ウクライナを放っておいてくれないか?』と言うだろうね」

「それでギャングのところに行って、『やあ、お前らのことは見ているけど、どうこう言わないから』と言うんだ」とノエル・ギャラガーは続けている。「ミサイルは掩蔽壕から出てくることさえない。全滅させてやるよ。1本の電話でおしまいだ。文字通りね」

ノエル・ギャラガーは自分がイギリスの首相候補として有力だと考えていることについても触れている。ノエル・ギャラガーはその座についたら「年2回の健康診断を義務化」して、医師の診療を受けても改善しない人にはかなりきつい罰を与えるだろうと説明している。

「『あなたは健康体ではありません。2年間、様子を見て健康になるためのプランを提案します』と言うだろうね。それでも変わらないか、悪化しているのであれば『申し訳ありませんが、あなた自身のせいです』となるんだ」

「健康になりたいという気持ちがあれば、こうはならないだろ。食生活を変えるか、より運動をするか、見てみるんだよ。そうしてもらえなければ、銃を突きつけることになる」

ノエル・ギャラガーはもし自分が政治家になったらどのような政策を掲げるか考えてみたが、この問題にはまったく興味がなく、情勢の詳細には触れないことにしていると後に説明している。

「知りたくもないね。ニュースを聴くのはラジオだけで、速報ニュースを聴いているんだ。必要なのは見出しだけだ。『イギリスとアメリカはフーシ派を空爆した』、『ルワンダ移送法案に内閣が反対票を投じた』とかね」

「知る必要があるのはそれだけだ。深入りする必要はない」とノエル・ギャラガーは続けている。「知らぬが仏だと思っているんだ」

ノエル・ギャラガーがイギリスの政治について口を開くのは初めてではなく、昨年6月の『NME』のインタヴューではEU離脱後のUKについて楽観的な見通しを語っている。

「悲観的なことばかりではないと思うんだ。世界はひどい場所だし、イングランドでは一概に言って何が起きているんだ? 分からないよ。分かっているのは、UK離脱が起きたこと、多くの人が集団催眠にかかったことで、それが今のイングランドなんだ。下降線を辿っていたが、なにもかもうまくいかなくなってしまった」と彼は最新作『カウンシル・スカイズ』を書いた時の心境について語っている。

「最終的には答えは見つかると思う。言ってみれば、『世界は素晴らしい場所だが、最低な奴らが住んでいて、それはインターネットのせいだ』というのが答えだね。まあ、そういうことだよ」

先日、ノエル・ギャラガーは全編アコースティックのアルバムを「ファンのために」レコーディングするとも語っている。

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