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グリーン・デイはTikTokで「アルゴリズムを通して」新曲を見つけるという考え方は「怠慢」だと批判している。

グリーン・デイは新たなインタヴューで新しいアーティストを発見するのにソーシャル・メディアに頼っていると、より幅広い新たな音楽を見過ごす可能性があると語っている。

「ソーシャル・メディアはキッズたちにはいいんだろうけど、アルゴリズムを通して音楽を見つけるのは怠慢だよね」とベーシストのマイク・ダーントは『ザ・サン』紙に語っている。「自分としてはオーガニックな形で新しいものを見つけるほうが好きなんだ。自分に言えることとしては新しいものを見つけたいなら、検索履歴を消すことだね」

「多くのヒップホップ・キッズが踊ったことで、TikTokで突然“Brain Stew”が人気になったと言われたことがある。それはクールだよね」とビリー・ジョー・アームストロングは続けている。「でも、自分にはTikTokを使う忍耐力がないんだ。うざいと思ってしまう。他の人にとってはいいんだろうけど、俺たちはオールドスクールな人間なんだよ」

ビリー・ジョー・アームストロングは誤情報をオンラインで拡散してしまう同様のアルゴリズムへの懸念も口にしている。

「依存しているアルゴリズムのおかげで、誤情報も広まってしまうことになる。自分自身のことをアスペルガー症候群と診断してもらいたい人たちもいるという。自分にとってはバカバカしいよね」

ビリー・ジョー・アームストロングはソーシャル・メディアで自分の見解を書き込んだりしない理由について次のように説明している。「自分の見解は常に曲の中にある。政治についてツイッターやインスタグラムの投稿をしたくない。議論して、どちらかの側につくバカげた人々に与してしまうことになるからね。だから、曲で書いているんだよ」

グリーン・デイは通算14作目のアルバム『セーヴィアーズ』を1月19日にリリースしている。また、グリーン・デイは2024年に行う『セーヴィアーズ』のワールド・ツアーで『ドゥーキー』と『アメリカン・イディオット』を全曲披露するライヴを行うことを明かしている。

ツアーはスマッシング・パンプキンズ、ランシド、ザ・リンダ・リンダズ、ナッシング・バット・シーヴス、ザ・ハイヴス、ドゥノッツ、ジ・インタラプターズ、メイド・オブ・エースらがサポート・アクトを務めることが決定している。

グリーン・デイはニューヨークの地下鉄駅でバスキングをする『ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン』の映像も公開されている。

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