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ポール・マッカートニーはソーシャル・メディアで亡くなったDJのアニー・ナイチンゲールに追悼の意を表している。

伝説的なDJとして知られるアニー・ナイチンゲールの訃報は現地時間1月12日に家族によって発表されている。享年83歳だった。

アニー・ナイチンゲールはBBCラジオ1で最も長く司会を務め、1970年に同局に入社している。それから12年間、彼女は唯一の女性DJであり続けた。

追悼の声が寄せられる中でポール・マッカートニーはソーシャル・メディアで追悼の意を表している。「友人のアニー・ナイチンゲールが先週亡くなったと聞いて、すごく悲しいよ」

「彼女は音楽シーンへの知識に溢れた、偉大な精神と愉快なユーモアのセンスのある本当に特別な女性だった。何年も前から知り合いだけど、僕も彼女も音楽シーンが変わり、発展していくのを見つめてきた。インタヴューやお茶をするために彼女に会うのはいつも嬉しいことだった」

「彼女は多くの人に惜しまれることになるだろう。彼女のいない音楽界は貧しくなってしまう。僕と僕の家族から彼女の家族に愛を送ります」

アニー・ナイチンゲールについてはジョン・レノンの死後、ポール・マッカートニーに最初にインタヴューした人物であることも明らかになっている。

アニー・ナイチンゲールはジョン・レノンが1980年に殺害された時はテレビ番組『ザ・オールド・グレイ・ホイッスル・テスト』に取り組んでいて、ジョン・レノンについて語ってくれる人を探していたが、苦労したという。

アニー・ナイチンゲールは「人々が感じていることを反映させつつも、同時にプロフェッショナルとしてアナウンサーであろうとも思っていました。オンエアでは感情的にならず、それは後にしようと思っていました」と語っている。すると、放送中にスタジオにプロデューサーが現れて、電話を繋いでいる人がいると言われたという。

「プロデューサーは『ポールと電話が繋がっていて、君と話したがっている』と言ってきました。私は彼の言っていることが分かりませんでした」とアニー・ナイチンゲールは続けている。「ポールは自分やリンダ・マッカートニー、オノ・ヨーコ、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターを代表して、感謝を伝えたかったのです」

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