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ザ・フーのフロントマンであるロジャー・ダルトリーはティーンエイジ・キャンサー・トラスト・コンサートのキュレイターの座を降りることを発表している。

ロジャー・ダルトリーはティーンエイジ・キャンサー・トラスト・コンサートのキュレイターを20年以上にわたって務めてきたが、BBCを通して1月8日にその座を降りることが発表されている。

ティーンエイジ・キャンサー・トラスト・コンサートは2000年からロイヤル・アルバート・ホールで開催されてきた。新型コロナウイルスのパンデミックのために2020年と2021年は休催されている。開始以来、チケット収入で3200万ポンド(約58億円)以上の資金が小児ガン治療に寄付されている。

ロジャー・ダルトリーは今年のコンサートを最後にキュレイターの座を降りることが決定している。

今年のティーンエイジ・キャンサー・トラスト・コンサートは3月18日から24日まで開催され、ザ・フーは3月18日と20日に出演する。ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは3月21日に出演して、サポート・アクトはブロッサムズが務める。ケミカル・ブラザーズとヤング・ファーザーズは3月22日・23日に出演する。

今年のティーンエイジ・キャンサー・トラスト・コンサートは「オヴェイション」と題した大御所アーティストが出演する公演で締めくくられ、レッド・ツェッペリンのロバート・プラント、ポール・ウェラー、パール・ジャムのエディ・ヴェダー、ステレオフォニックスのケリー・ジョンズ、ピート・タウンゼントらが3月24日に出演する。

「コンサートから集められた3200万ポンドはガンによって世界がひっくり返った若者たちに寄り添うNHS内の28の専門ユニット、専門看護師やユースワーカーのための基盤となっています」とロジャー・ダルトリーはキュレイターとして最後のチャリティ・コンサートについて語っている。

ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「ティーンエイジ・キャンサー・トラストは間違いなく人生で最も困難な時期であるはずの10代の若者たちに真の変化をもたらし続けているんだ」

「2000年の第一回のコンサートにも出演したけど、自分の心のそばにあるチャリティなんだよ」

昨年のティーンエイジ・キャンサー・トラスト・コンサートにはカサビアン、ウェット・レッグ、コーティナーズらが出演している。

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