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キッスはアヴァターを使ったライヴを2027年から始めると明らかにしている。

キッスは12月2日にマディソン・スクウェア・ガーデンで「エンド・オブ・ザ・ロード」ツアーを締めくくる公演を行っており、その場でアメリカのアーティストとしては初めてデジタルなアヴァターを使った公演を行うことを発表していた。

今回、キッスはアヴァターによるパフォーマンスを予告するティーザー映像を公開しており、動画には「50年は長い時間だが、将来に待ち受けているものを絶賛制作中だ」というタイトルが付けられており、動画では「2027年、ショウが始まる」という文字が表示されている。

ティーザー映像はこちらから。

先日、キッスのジーン・シモンズはバンドのアヴァターの技術について「約200万ドル(約2億8000万円)」が投資されており、「よりよいものになる」はずだと語っている。

ジーン・シモンズは今年11月の段階で「バンドにとってツアーの終わりではあるが、ブランドの終わりではない」と語り、ヴァーチャル・バンドの存在を示唆していた。

アヴァターはジョージ・ルーカスのSFX企業である「インダストリアル・ライト&マジック」が製作したもので、ABBAのビヨルン・ウルヴァースが共同設立したポップハウス・エンタテインメント・グループとのコラボレーションとなっている。

しかし、キッスのアヴァターはABBAのものほどリアルさを追求したものではないという。

ポップハウス・エンタテインメントのCEOであるパー・サンディンは「ツアーの後に考えていくことになると思います」と説明している。「未来のキッスのコンサートなのか? ロック・オペラか? ミュージカルか? はたまた物語のあるアドヴェンチャーになるかもしれません」

先日、ポール・スタンレーはキッスがラスベガスのスフィアで今度公演を行うのではないかという噂に言及している。

「今、思っていることを正直に話すことしかできないんだけど、今日の時点で思うのはそういうことにはならないと思うよ。僕の知る限り、僕らは終わったんだ」

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