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ブラーのデーモン・アルバーンは追って発表があるまでブラーの活動を休止するとして「自分としてはもういい」と語っている。

デーモン・アルバーン、ギタリストのグレアム・コクソン、ベーシストのアレックス・ジェームス、ドラマーのデイヴ・ロウントゥリーから成るブラーは8年の活動休止を経て再始動し、通算9作目のアルバム『ザ・バラード・オブ・ダーレン』を今年リリースしている。先月、ブラーは発表されていた公演としては最後となる南米公演を終えている。

フランスの『レ・ザンロキュプティーブル』誌の新たなインタヴューでデーモン・アルバーンは次の発表があるまで再び活動を休止することを明らかにしている。「このキャンペーンも締めくくる時だね」と彼は語っている。「自分としてはもういいんだ。やるべきことだったし、こうした曲をもう一度演奏して、連中と一緒の時間を過ごし、アルバムを作れたことなんかはものすごく光栄だったよ」

デーモン・アルバーンは次のように続けている。「もうやらないと言っているわけじゃない。素晴らしい成功だったよ。でも、過去にしがみつきたくはないんだ」

今後の活動についてデーモン・アルバーンは「来年パリで上演されるオペラ」に取り組んでいて、インドにいるジェイミー・ヒューレットと共に「新しいゴリラズのアルバムに取り組み始めることになる」と語っている。

来年、ブラー以外の活動が予定されているのはデーモン・アルバーンだけではなく、グレアム・コクソンは元ピペッツのローズ・エリナー・ドゥーガルとのプロジェクトであるザ・ウェイヴとしてエルボーのUKアリーナ・ツアーのサポート・アクトを務めることが決定している。

先日、デーモン・アルバーンはブエノスアイレスで開催されたプリマヴェーラ・サウンドでベックのステージに飛び入りして、ゴリラズの“The Valley Of The Pagans”を披露している。

デーモン・アルバーンがステージに歩いて登場すると、「これは新型コロナウイルスの時に一緒に書いた曲なんだ」とベックは語り、観客からはチャントが巻き起こったが、ベックは「その曲はやる必要はないよね。“Valley Of The Pagans”をやるよ」と曲を紹介している。

オンラインにアップされたパフォーマンスの映像はこちらから。

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