ボブ・ディランは10月29日に行ったモントリオール公演でレナード・コーエンの名曲“Dance Me to the End of Love”のカヴァーをサプライズで披露している。
ボブ・ディランが“Dance Me to the End of Love”のカヴァーをライヴで披露したのは初めてだが、このカヴァーの音源はボブ・ディランのYouTubeチャンネルやサイトで「マーダー・モスト・ファール」というプレイリストで公開している。
芸術劇場ウィルフリッドゥ=ペルティエール公会堂で披露された“Dance Me to the End of Love”のカヴァーはスタンディング・オベーションで迎えられている。この公演はボブ・ディランにとって2017年以来のカナダ公演で、最新作『ラフ&ロウディ・ウェイズ』の楽曲や名曲、カヴァーが披露されている。今回のツアーは10月2日のミルウォーキー公演から始まり、11月19日のボストン公演で締めくくられる。
ボブ・ディランとレナード・コーエンはキャリアを通して互いに尊敬と友情を抱いていて、1966年のニューポート・フォーク・フェスティバルで初めて出会い、1970年のワイト島フェスティバルや2008年のレナード・コーエンのロックの殿堂入りの際など、何度か共演を果たしている。
先日、ボブ・ディランはジェームズ・マンゴールド監督が手掛ける伝記映画の脚本に個人的に助言したことが明らかになっている。
ポッドキャスト『ハッピー・サッド・コンフューズド』に出演したジェームズ・マンゴールド監督は現時点で『ア・コンプリート・アンノウン(原題)』と題されているボブ・ディランの映画について語っている。ボブ・ディランは映画にまったく関与していないのかと訊かれたジェームズ・マンゴールド監督はボブ・ディランが脚本に「個人的に注釈をつけ」、映画について数日間話をしたことを明かしている。
『ア・コンプリート・アンノウン』ではティモシー・シャラメがボブ・ディランを演じることが決定している。
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