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アデルはラスベガスで行っている連続公演で亡くなった俳優のマシュー・ペリーに追悼の意を表している。

ドラマ『フレンズ』のチャンドラー・ミュリエル・ビング役で知られるマシュー・ペリーは現地時間10月28日に溺死の疑いで意識不明の状態で発見されている。マシュー・ペリーは溺死したと見られているが、確定した死因はまだ発表されていない。

アデルはその夜の公演で時間をとってマシュー・ペリーについて語っている。『ロサンゼルス・タイムズ』紙によれば、アデルは次のように語ったという。「今後の人生でもあのキャラクターのことを思い出すことになるでしょう。彼はおそらくこれまででも最高のコメディ・キャラクターね」

アデルは「マシュー・ペリーに会ったことはない」としつつも、チャンドラー・ミュリエル・ビング役に関する子どもの頃の思い出を語っている。

「友人の一人にアンドリューという子がいたんだけど、私が12歳くらいの時にチャンドラーの真似をしていたの」とアデルは振り返っている。「彼は私たちを笑わせるためにいつもそれをやっていて、私たちの誰かが嫌なことがあったり、気分が落ち込んでいたりすると、彼はチャンドラーの真似をしてくれた」

アデルはマシュー・ペリーが「依存症や断酒との闘いをとてもオープンにしていて、それは信じられないほど、とても勇敢なことだと思う」とも述べている。マシュー・ペリーは2022年の回顧録『フレンズ、ラヴァーズ&ザ・ビッグ・テリブル・シング』でアルコールとオピオイドの依存症について言及しており、アデルも20代の頃に「境界線上のアルコール依存症」だったとして今は断酒していることを明らかにしている。

マシュー・ペリーの訃報を受けて、エンタテインメント業界からは追悼の声が寄せられており、テレビ番組の『サタデー・ナイト・ライヴ』は最新回でマシュー・ペリーのことを称えており、ドラマ『フレンズ』の出演者やカナダのジャスティン・トルドー首相はそれぞれメッセージを寄せている。

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