Photo: GETTY

ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズは自宅に飾られている亡くなったドラマーのチャーリー・ワッツの写真を日々拝んでいると語っている。

『ザ・ハワード・スタン・ショウ』に出演したキース・リチャーズは2021年8月に80歳で亡くなった友人にして仲間のチャーリー・ワッツについて語っている。

「毎日、チャーリー・ワッツのことが惜しまれるよ」とキース・リチャーズは語っている。「ベッドルームを出ると、最初に目に入るのが階段のところにあるチャーリー・ワッツの写真なんだ。毎日、階段を降りる時に拝んでいるよ。チャーリー・ワッツは頼りになる男だった」

キース・リチャーズ、ミック・ジャガー、ロニー・ウッドはチャーリー・ワッツなしでザ・ローリング・ストーンズの活動を続けており、10月20日にニュー・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』をリリースすることが決定している。

チャーリー・ワッツはアルバムに連続で収録される“Mess It Up”と“Live By The Sword”に参加していることが明らかになっている。“Live By The Sword”についてはオリジナル・ベーシストであるビル・ワイマンも参加している。

しかし、キース・リチャーズはレコーディングの間もチャーリー・ワッツの不在は大きなものだったと語っている。

「彼には感覚があったし、彼には知性があった」とキース・リチャーズは振り返っている。「ロックンロールには必ずしもドラムがいっぱい鳴っている必要はなくて、いつ叩かないかが重要なんだよ。音楽を作る時は沈黙がキャンヴァスになるんだ」

「彼は考えようもしなかったアイディアを入れてくるんだ……同時にしっかりしたビートもある。何も心配する必要がなかったから、俺たちは自由に飛ぶことができたんだ」

『ハックニー・ダイアモンズ』はロサンゼルスのヘンソン・レコーディング・スタジオ、ロンドンのメトロポリス・スタジオ、バハマのナッソーにあるサンクチュアリ・スタジオ、ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ、同じくニューヨークのザ・ヒット・ファクトリー/ジャマーノ・スタジオでレコーディングされている。

アルバムのリリースはハックニー・エンパイアで行われた記者会見で発表されており、ミック・ジャガーは次のように語っている。「偉そうなことは言いたくないが、このアルバムを俺たちが本当に気に入っていなかったら、リリースすることはなかっただろう。自分たちが本当に気に入るようなレコードを作りたいと言っていたんだ」

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ