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メタリカのギタリストであるカーク・ハメットはプログレッシヴ・ロックがヘヴィ・メタルへの道を拓くことになったと語っている。

カーク・ハメットはプログレッシヴ・ロックの影響がなかったらヘヴィ・メタルのサウンドは「今とはまったく違うものになっていた」と語っている。

カーク・ハメットはカイル・メレディスのポッドキャストで次のように述べている。「最近はクラシック音楽とプログレッシヴ・ロックにものすごく影響を受けているんだ」

「プログレッシヴ・ロックを発見したのは最近なんだ。それまでは聴いたことがなかったんだけど、数年前、こういう音楽を聴かなきゃと思ったんだよね。というのも、ああした音楽はクールだし、重要で、今日のヘヴィ・メタルに関係しているんだ。みんな、線で繋ぐことができるんじゃないかな。特に初期のプログレはね。初期のプログレがなかったら、ヘヴィ・メタルのサウンドは今とはまったく違うものになっていた。プログレの影響は大きいよ」

カーク・ハメットは聴いているプログレッシヴ・ロックについて次のように続けている。「ラッシュはずっとファンだったんだけど、イエス、ジェスロ・タル、ジェネシス、キング・クリムゾンとか、そういう系列のバンドは聴いたことがなかった。一時期はイエスにはまって、数週間あれしか聴かなかった。周りがおかしくなるくらいね。でも、素晴らしいし、重要で欠かせない音楽だと思う」

先日、メタリカは“Nothing Else Matters”のスポティファイでの再生回数が10億回を突破したことが明らかになっている。

9月1日、スポティファイは「クラブへ、ようこそ、メタリカ。“Nothing Else Matters”が10億回突破の仲間入りをしました」とツイートしている。

また、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドは“Nothing Else Matters”のミュージック・ビデオでキップ・ウィンガーを馬鹿にしたことを謝罪したことが明らかになっている。

“Nothing Else Matters”のミュージック・ビデオでラーズ・ウルリッヒはダーツの的としてキップ・ウィンガーの写真を使用しており、『ビーバス・アンド・バットヘッド』でもスチュワート・スティーブンソンがウィンガーのTシャツを着ていたことで、ウィンガーは90年代を通して批判される格好となっていた。

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