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エド・シーランは来たる新作『オータム・ヴァリエーションズ』を全編演奏する特別な公演をロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで2公演行うことを発表している。

エド・シーランは2023年2枚目となるアルバムを自身のジンジャーブレッド・マン・レコーズより9月29日にリリースすることが決定している。アルバムは『-(サブトラクト)』同様、ザ・ナショナルのアーロン・デスナーがプロデュースしている。

特別な公演は11月18日・19日に行われるとのことで、エド・シーランはバンドとストリングスと共演するという。

アルバム『オータム・ヴァリエーションズ』を予約するとチケットの先行発売に申し込むことができる。チケットの一般発売は現地時間9月15日午前9時より行われる。

「昨年の秋、僕は友人たちと人生の様々な変化を経験した。暑い夏の後、落ち着いたり、収まったり、または崩壊したり、収束したり、あるいは爆発したりした」とエド・シーランはプレス・リリースで述べている。

「僕が去年の始めに辛い時期を経験したとき、曲を書くことで自分の気持ちを整理し、何が起こっているのかを受け入れることができた。そして、友人が様々な状況にあることを知った時、彼らの視点から、あるいは僕の視点から曲を書いた。僕たちがそのとき世界をどう見ていたかを表現したんだ。失恋、憂鬱、孤独、混乱といったどん底の中にも、恋に落ちたり、新しい友情を得たりといった高揚もあった」

「父と兄から、エルガーという作曲家が14曲それぞれ異なる友人を題材にした『エニグマ変奏曲』を作曲したことを聞いていた。それが今回のアルバムを作るきっかけになったね。前作『-(サブトラクト)』をプロデュースした、アーロン・デスナー氏とはすぐ意気投合し、ノンストップで作曲とレコーディングを進めることができた。このアルバムは二人のパートナーシップから生まれたんだ。今回も彼のサウンドは『秋』の雰囲気を見事に捉えていると思うよ」

『オータム・ヴァリエーションズ』については歌詞の対訳と解説が付いた輸入盤国内仕様CDが10月18日にリリースされることも決定している。

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