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エアロスミスのスティーヴン・タイラーはハワイ・マウイ島での山火事を受けて観光客に戻ってきてほしいと語っている。

ハワイ・マウイ島での山火事は損傷した電力インフラから発生した火花が原因になったと見られており、少なくとも115人が亡くなり、記事執筆時点で385人が行方不明となっている。

エアロスミスは9月2日にフィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターでフェアウェル・ツアーの最初の公演を行っており、マウイ島に自宅を持つスティーヴン・タイラーは災害からの復興に向けて観光客の存在に焦点を当てている。

「(火災の起こった)ラハイナやマウイ島南部について思うのは、パイアにしても、ハナにしても、まだまだ続いていく場所なんだ。行くべき場所だし、素敵なことができる。今なお開かれているし、今なお動いているんだよ」

スティーヴン・タイラーは次のように続けている。「すべてが美しくて、ただ、みんなであそこに行って、もっと美しくしなきゃいけないんだよ」

エアロスミスはこの日の公演でフリートウッド・マックのカヴァーを披露したほか、“Adam’s Apple”を5年ぶりに披露している。

18曲に及ぶセットリストはアルバム『ロックス』に収録された“Back In The Saddle”から始まっており、“Cryin”や“Janie’s Got A Gun”のほか、1975年発表の“Adam’s Apple”を2018年以来となる形で披露している。

他にもフィラデルフィア公演ではフリートウッド・マックの“Stop Messin’ Around”も演奏されており、ギタリストのジョー・ペリーがリード・ヴォーカルを担当している。

ライヴの最後は“Toys in the Attic”、“Dream On”、“Walk This Way”といったクラシックな楽曲で締めくくられている。

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