イーグルスの結成メンバーであり、オリジナル・ベーシストのランディ・マイズナーが亡くなった。享年77歳だった。
ランディ・マイズナーの訃報はイーグルスの公式フェイスブックで発表されている。声明には次のように記されている。「悲しいことに結成メンバーで、ベーシスト、ヴォーカリストのランディ・マイズナーが慢性閉塞性肺疾患による合併症のために昨晩、77歳でロサンゼルスにて亡くなったことをお知らせ致します」
「先駆的なカントリー・ロック・グループ、ポコのオリジナル・ベーシストとしてランディ・マイズナーは1960年代後半にロサンゼルスで始まった音楽的革命の最前線にいました」と声明は続けられている。「ランディ・マイズナーはイーグルスの初期の成功において不可欠な存在でした。代表的なバラード“Take It to the Limit”で明らかなように、彼のヴォーカルの音域は驚くべきものでした」
イーグルスによれば、ランディ・マイズナーの葬儀の段取りは未定となっている。
ランディ・マイズナーはグレン・フライ、ドン・ヘンリー、バーニー・レドンと共にイーグルスを1971年に結成している。彼は『イーグルス・ファースト』、『ならず者』 、『オン・ザ・ボーダー』、『呪われた夜』、『ホテル・カリフォルニア』 といった人気作でベースとヴォーカルを担当していた。ランディ・マイズナーは“Take It to the Limit”を共作しており、ヴォーカルも担当している。
ランディ・マイズナーは1977年にイーグルスを脱退して、代わりにポコでも後任だったティモシー・B・シュミットが加入している。ランディ・マイズナーはその後、1978年発表のセルフ・タイトル作や1980年発表の『ワン・モア・ソング』など、数枚のソロ・アルバムをリリースしている。
ランディ・マイズナーは1994年のイーグルスの再結成ツアーには参加しなかったが、1998年にロックの殿堂入りを果たした時には共演して、“Take It Easy”と“Hotel California”を披露している。2013年の「ヒストリー・オブ・ザ・イーグルス」ワールド・ツアーの際にも参加するよう声をかけられたが、健康問題のために参加できなかった。イーグルスは先日スティーリー・ダンと共にフェアウェル・ツアーを行うことを発表している。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.