ガンズ・アンド・ローゼズは『アペタイト・フォー・ディストラクション』のアルバム・ジャケットを手掛けたアーティストが亡くなったことが明らかになっている。
亡くなったビリー・ホワイト・ジュニアは十字架にメンバーの骸骨を描いたタトゥーを手掛けたことで知られている。ギタリストのスラッシュは訃報を受けて、「ガンズ・アンド・ローゼズの十字架のロゴを手掛けたビリー・ホワイト・ジュニアよ、安らかに。バンドの長年の友人だった。君は惜しまれることになるだろう」とインスタグラムに投稿している。
当初、この十字架にメンバーの骸骨を描いた図案はタトゥーのためのものだったが、ロバート・ウィリアムズが手掛けたロボットがレイプするイラストがレーベルに却下されたことで、アルバムのジャケットに採用されることになった。
「アクセルがまた電話してきて、僕のデザインがすべてのジャケットになると言ったんだ。ロバート・ウィリアムズの絵がダメになったからってね。僕はいいよと言ったよ」ビリー・ホワイト・ジュニアは2016年のインタヴューで振り返っている。
「いとこの家の壁に描いた絵を見て、タトゥーを描いてくれないかとアクセルが電話してきたんだ。それで、いいよと言って、話し合ったんだ」
「バンドのように見える十字架と髑髏のアイディアはアクセルのものだった。あとは僕だね。十字架の結び目はアクセルも僕も好きだったシン・リジーを参考にしたんだ」
先日、今年のグラストンベリー・フェスティバルのピラミッド・ステージの下にいた2羽の子どものフクロウがガンズ・アンド・ローゼズにちなんだ名前を付けられたことが明らかになっている。
2羽のうちの1羽はガンズ・アンド・ローゼズが6月24日に2時間半に及ぶヘッドライナーのステージをやっている最中にピラミッド・ステージの左階段下でフェス参加者によって発見され、アクセルと名付けられている。アクセルがピラミッド・ステージで発見された翌日には2羽目が同じ場所で発見されて、スラッシュと名付けられている。
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