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デペッシュ・モードはウェット・レッグによる“Wagging Tongue”のリミックス音源が公開されている。

“Wagging Tongue”は今年3月にリリースされたデペッシュ・モードの通算15作目の最新作『メメント・モリ』に収録されている。リミックスはデイヴ・ガーンのヴォーカルをよりドリーミーなサウンドに変化させることで、デペッシュ・モードの陰鬱な雰囲気をカラフルに転じさせたものとなっている。

ウェット・レッグによるリミックス音源はこちらから。

『メメント・モリ』は2017年発表の『スピリット』以来の新作で、結成メンバーのアンディ・フレッチャーが享年60歳で亡くなってから初めてリリースされるアルバムとなっている。

死の不可避性を思い出させる品々、例えば骸骨などを意味するメメント・モリという言葉だが、マーティン・ゴアによれば、アンディ・フレッチャーが亡くなる前から決まっていたという。

「アンディ・フレッチャーが今回の曲を聴くことは一切なかったんだけど、それが自分には悲しいよ。今回のアルバムには彼が『長年の中でも最高の曲じゃないか』と言いそうな曲があるからね。彼の声が聞こえるんだ」とデイヴ・ガーンは『NME』に語っている。「『すべての曲が死を扱わないといけないのかい?』と彼が言っているのも聞こえるよ」

マーティン・ゴアは次のように続けている。「アンディ・フレッチャーが亡くなった後、彼もやりたかったという確信が持てたから続けることにしたんだ。そして、このプロジェクトに別の次元の意味が与えられることになったんだ」

アルバムのストリーミングはこちらから。

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