Photo: GETTY

ノエル・ギャラガーは現地時間7月8日にニューヨーク州で行った公演で爆破予告があったために公演を中断して避難する事態となっている。

ノエル・ギャラガーはサラトガ・パフォーミング・アーツ・センターで共同ヘッドライナーのガービッジ、サポート・アクトのメトリックと共に公演を行う予定だったが、ガービッジのステージが終わった時点でスクリーンには次のようなメッセージが映し出されている。

「皆様、聞いてください! 今、私たちはこの会場から避難する必要があります。落ち着いて、お近くの出入り口へと進んでいただければと思います。スタッフや警官の指示に従ってください。みなさんの安全のために、走ったり押したりしないでください。みなさんの御協力に感謝します」

現地時間7月9日にニューヨーク州警察は次のような声明を発表している。「2023年7月8日、ニューヨーク州立公園警察、ニューヨーク州警察、サラトガ・スプリングス警察、トロイ警察、サラトガ郡保安官事務所はサラトガ・パフォーミング・アーツ・センターの爆破予告を受けました。念のためにサラトガ・パフォーミング・アーツ・センターで行われていたコンサートは21時40分に中断され、コンサート参加者は事故なく無事に避難しました。観客が出た後、K9は会場内の捜索を行い、結果、爆発物はありませんでした」

「この事件は捜査中です」と声明は締めくくられている。「この一件はD級重罪である『テロによる脅迫』として捜査されます」

ガービッジは避難について次のようにツイートしている。「サラトガ・スプリングスの今夜の公演にいたすべてのファンに愛と心配する気持ちを送ります。みなさんが無事であることを祈っています。こんなことは常軌を逸しています」

「今夜、何が起きたのか分かっていません。私たちは避難できたので、みんなのことが心配です。事実に即した情報はなくて申し訳ありません。私たちは緊急避難としか言われていないのです」

避難があったために、この日ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズはライヴを行っていない。ノエル・ギャラガーとガービッジによる共同ヘッドライナー・ツアーは7月15日のボストン公演まで続けられる予定となっている。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ