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キッスのジーン・シモンズは新たなインタヴューで結成メンバーであるエース・フレーリーとピーター・クリスに最後のライヴへの出演を断られたと語っている。

現在、最後のワールド・ツアー「エンド・オブ・ザ・ロード」を行っているキッスだが、今年3月に最後のツアー日程を発表しており、12月1日・2日に行われるマディソン・スクウェア・ガーデン公演で締めくくられる。

ミラノのラジオ局「リーネア・ロック」のインタヴューを受けたジーン・シモンズは最後の公演にエース・フレーリーとピーター・クリスが参加する可能性を訊かれて、次のように答えている。「昔からのファン、50年近く追ってきたファンは歳もとったけれど、エースとピーターを観たい人はいるだろうね」

「若いファンは観たこともなければ、知らないかもしれない。でも、昔からのファンはエースとピーターのことが気になるだろうね。だから、何度かエースにもピーターにも尋ねたんだ。『アンコールで出てきたくないかい? いくつか公演をやりたくないかい?』ってね。でも、2人とも『やらない』と言ってきた。だから、なんて言えばいいのか分からないけど、いつでも歓迎するよ」

ジーン・シモンズは次のように続けている。「でも、他にもたくさんの大物やスーパースターが飛び入りして、曲をやる予定なんだ。詳しくは知らないんだけどね。もしかしたら、一番いいのは始めた時と同じように終わることかもね。4人とギターだけでやるんだ。キーボードもシンセサイザーもいない。ただ、演奏するんだよ」

今年3月、エース・フレーリーはポール・スタンレーに対して最近のオリジナル・ラインナップでの再結成に関する発言を謝罪しないのであれば「汚点」を公表すると呼びかけていた。

ポール・スタンレーはロックの殿堂でのオリジナル・ラインナップによる再結成を断った理由について次のように語っていた。「あの時点でバンドにとって屈辱的なもので、混乱している人もいたんだよ。だって、見た目はキッスの感じだけど、サウンドとしてはPISS(※小便)になっていただろうからね」

エース・フレーリーはこの発言を問題視して、シリウスXMのエディ・トランクの番組で謝罪を要求している。「伝えたいのは君の言ったことに正式な謝罪を求めるということだ。7日以内に撤回して謝罪してくれ。7日以内に謝罪がなかったら、もう一度エディ・トランクの番組に出演して、誰も知らない自分だけに留めておいたポールとジーンの汚点を話すことにするよ」

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