Photo: GETTY

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーはバンドのディスコグラフィーにおいて最も納得していないアルバムについて新たなインタヴューで語っている。

ヨーロッパの数々のフェスティバルで現在ヘッドライナーを務め、シカゴで開催される今年のロラパルーザのヘッドライナーを務めることも決定しているレッド・ホット・チリ・ペッパーズだが、今回、フリーは『ロサンゼルス・タイムズ』紙でインタヴューが公開されている。

インタヴューでレッド・ホット・チリ・ペッパーズの最高のアルバムはどれですか?と訊かれたフリーは次のように語っている。「『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』と言いたいところだけど、思い返してみると、入れるべきではなかったと自分は思う曲がいくつかあるんだ。“The Greeting Song”はそこまでよくなかったと思う。『カリフォルニケイション』は最初から最後まで本当に素晴らしいね。少し前にアデルに会ったんだけど、あの作品が彼女が最も好きな作品だと言っていたんだ。それは自分にとっては大きかった。アデルの大ファンだからね」

続けて最低のアルバムは?と訊かれたフリーは次のように答えている。「最初のアルバムの作り方についてはずっと後悔しているんだ。曲はいいと思う。でも、ジャック・アイアンズとヒレル・スロヴァクが辞めて、僕らは他の2人、ジャック・シャーマンとクリフ・マルティネスを雇うことになった。2人とも素晴らしいミュージシャンだったけど、始めた時のメンバーほど繋がりは深くなかった。もう一度、あのアルバムを再レコーディングしたいと思ったけど、誰も説得できなかったんだ」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーは今年3月から新たなポッドキャスト『ディス・リトル・ライト』の配信を開始している。

15のパートで構成されるポッドキャストは現地時間6月29日に最終回が配信される予定であり、ゲストは同じくレッド・ホット・チリ・ペッパーズのメンバーであるアンソニー・キーディスとなっている。

ポッドキャストの収益の一部はフリーが2001年に設立した非営利の音楽教育団体、シルヴァーレイク・コンサヴァトリー・オブ・ミュージックに寄付される。

ドキュメンタリー『ザ・ビートルズ: Let It Be』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ