Photo: Leon Neal

フー・ファイターズはグラストンベリー・フェスティバルにシークレット・アクトとして出演して、亡くなったテイラー・ホーキンスに追悼の意を表している。

フー・ファイターズは謎のバンドだったザ・チャーンナップスが自分たちであることを明らかにして、6月23日にピラミッド・ステージに出演を果たしている。

1997年からフー・ファイターズのドラマーを務めていたテイラー・ホーキンスは昨年の3月25日にコロンビアのボゴタで亡くなっている。享年50歳だった。

サプライズで出演したステージの終盤、デイヴ・グロールは観客に「自分たちはお別れを言いたくないから、別の人なりのお別れ」としてこの曲は演奏していると語っている。「みんなが戻ってくるなら、俺たちも戻ってくる。来年は一気にツアーで戻ってくるんだ。だから、また会いに来てくれ」

「でも、28年間も付き合ってくれている全員に感謝したい」とデイヴ・グロールは続けている。「この曲をテイラー・ホーキンスに捧げたい。テイラーのために大きな声で歌ってくれ」こうして「テイラー」の掛け声が起こる中でフー・ファイターズは“Everlong”を演奏している。

ライヴは“All My Life”から始まり、途中でデイヴ・グロールは「お前ら、みんなシークレット・アクトが俺たちだってこと、ずっと知っていたんだろ?」と冗談を飛ばしている。「俺たちはシークレット・アクトには向かないな」と言った後、バンドは“My Hero”を演奏している。

また、デイヴ・グロールが母親のために書いた“Show Me How”には娘のヴァイオレットがゲスト・ヴォーカルとして参加している。

この日のセットリストは以下の通り。

‘All My Life’
‘No Son of Mine’
‘Learn to Fly’
‘Rescued’
‘The Pretender’
‘My Hero’
‘Show Me How’ (with Violet Grohl)
‘Best of You’
‘Everlong’

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