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ビーチ・ボーイズは1966年5月発表の名作『ペット・サウンズ』のドルビーアトモス・ミックスが6月2日より配信開始されている。

ドルビーアトモス・ミックスはザ・ビートルズの諸作を初め、名作を手掛けてきたジャイルズ・マーティンによってミックスされている。

ドルビーアトモスでの配信に際してジャイルズ・マーティンは次のように語っている。「ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』は、ポピュラー音楽のあり方を変えた革新的で象徴的なアルバムだ。このアルバムに影響を受けたザ・ビートルズが『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を作り、今度は『サージェント・ペパーズ~』に影響を受けたピンク・フロイドが『狂気』を作った。ブライアン・ウィルソンという、アイデアやテクスチャーへの果てしない情熱を持った本物の天才が作ったからこそ、こんなに魅力的なレコードができたんだ」

「『ペット・サウンズ』をドルビーアトモスに移行するということは、そうした世界に完全に没入できる、その世界に包まれることができるということであり、これまでのレコードでは聞こえなかった楽器の音が聞こえるようになる、その音がその空間にあることを確認できるようになる、ということだ」

「古いビニール盤レコードを手にして、まるで『不思議の国のアリス』みたいに、ゆっくり穴に落ちていくような、私はそういうイメージが好きだったりする。それこそ没入型オーディオでやるべきことだ。自分の大好きなレコードに文字通り囲まれる。『ペット・サウンズ』はこれにうってつけの作品だろう」

「このアルバムは色彩、テクスチャー、イマジネーションにあふれていて、そのイマジネーションが、ずっともっと広がりのある空間領域で実現される。ビーチ・ボーイズからこのアルバムの仕事を依頼されたことは光栄この上なかったし、史上もっとも象徴的なアルバムのひとつをミックスできる機会が得られるなんて、本当に驚きでもあり、胸がときめいた」

ビーチ・ボーイズについてはスティーヴ・アオキによる“Fun, Fun, Fun”のリミックス音源も公開されている。

ビーチ・ボーイズは昨年2022年に1962年にリリースしたファースト・アルバム『サーフィン・サファリ』から60周年となっている。

リミックス音源はこちらから。

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