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ノエル・ギャラガーは新たなインタヴューで50代になった実感について説明している。

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは通算4作目となるニュー・アルバム『カウンシル・スカイズ』が6月2日に全世界同時リリースされることが決定している。新作についてノエル・ギャラガーは「原点に帰ったんだ。白昼夢の中、空を見上げて、人生がどうなるんだろうと思いを巡らす。それは90年代前半と同じように自分にとっては真実なんだ」と語っている。

今回、『グレイテスト・ヒッツ・ラジオ』のケン・ブルースの番組に出演したノエル・ギャラガーは今月56歳を迎える自身の年齢について語っている。

「間違いなく40代は自分のピークだったけど、50代になった最初の1日、5月30日に起きた瞬間から次から次へと苦労が絶えないという感じだった。気付かされたのはちょっとしたことが長年の間に溜まっていって、こっちが大丈夫になったと思ったら別のことが出てきて、それが大丈夫になったと思ったら別のことが出てくる。正直に言えば、シニア用電動カーに乗るのが待ちきれないね」

しかし、ノエル・ギャラガーは悪いことばかりではないとも続けている。「もう多くのことを経験してきたらからね。ある程度の年齢になると、気にならなくなるんだよ。人がどう思おうが、どうでもいいんだ。でも、人混みを避けて歩くのはあまり得意じゃないね。信号が青になるまで待たなきゃいけない。まったくバスに乗らないようにしているのは、いいことだね。だって、多分乗れないと思うからね」

2017年発表の『フー・ビルト・ザ・ムーン?』に続く新作はノエル・ギャラガーにとって過去を取り戻し、マンチェスターのルーツにオマージュを捧げているという。『カウンシル・スカイズ』は「これまで最も多様で、完成度の高いソロ作品」と評されている。

「貧困と失業の中で育つ中で、音楽がそこから連れ出してくれた。テレビの『トップ・オブ・ザ・ポップス』は火曜日の夜をファンタジーの世界に変えてくれた。それが自分の思う音楽のあるべき形なんだ。自分の音楽も気分を高め、何かを変えるものであってほしい」

先日、ノエル・ギャラガーはオアシスのデビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』を2024年に再発するとして、すぐに再結成ツアーが行われることはないと語っている。

『ディフィニトリー・メイビー』はアルバムの発売から30周年を記念して再発されるという。オアシスに関してはデビュー30周年を記念して再結成ツアーが行われるのではないかという噂が持ち上がっていた。

ノエル・ギャラガーは新たなインタヴューで再発盤に収録される内容について説明しながら、再結成については否定している。

ノエル・ギャラガーによれば、『ディフィニトリー・メイビー』の30周年盤には当時のレコーディング・セッションで作られた未発表音源が収録されるという。イタリアの『コリエーレ・デラ・セラ』紙にノエル・ギャラガーは音源を見つけた経緯について次のように語っている。「ソニーの倉庫で当時のテープを見つけたんだ」

「なくなったものと思ったんだけど、間違ったラベルが付けられていたんだ」とノエル・ギャラガーは続けている。「あの時期の曲の素晴らしいバージョンで、アコースティック・バージョンもあるんだよ」

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