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アリシア・キーズは70人を超える有色人種の女性で構成されたオーケストラと共に“If I Ain’t Got You”を披露した映像が公開されている。

これはネットフリックスで『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~』が配信されたことを記念して公開されたミュージック・ビデオとなっている。

同じくネットフリックスで配信されている『ブリジャートン家』のスピンオフ作品である『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~』は、イギリス国王ジョージ3世に嫁ぎ、社交界を変えた若きシャーロット王妃の壮大なラブストーリーを描く内容となっている。

アリシア・キーズは番組の配信と“If I Ain’t Got You”がリリースから20周年を迎えることを記念して、クイーン・シャーロット・グローバル・オーケストラとパフォーマンスを披露している。指揮は南アフリカ初の黒人女性指揮者のオーフェンツィ・ピッツィが務め、全員『ブリジャートン家』時代のコスチュームを着ている。

「アイディア全体が志の大きなものでした」とアリシア・キーズは米『ビルボード』誌に語っている。「多くの人の心を開いて、有色人種の女性が、ひいては私たちがあらゆる場所にいたということを理解してくれるものになると思ったのです」

アリシア・キーズは次のように続けている。「観てくれたら心を動かしてもらえると思います。というのも、あそこにいた女性たちもすごく感動していたんです。指揮者のオーフェンツィ・ピッツィは『世界中の有色人種の女性によるオーケストラがいて、やっと正しいことをしていると思えた』と語っていました。私たちの祖先が経験したことのないことです」

“If I Ain’t Got You”のオーケストラ・バージョンは『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~』のサウンドトラックに収録される。サウンドトラックにはビヨンセ、シザ、ホイットニー・ヒューストンらの楽曲のインストゥルメンタル・バージョンも収録される。

アリシア・キーズは現在「キー・トゥ・ザ・サマー・ツアー」を行っており、ツアーは北米で7月まで続けられることが決定している。

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