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エルトン・ジョンはフェアウェル・ツアーが終わった後も、永遠にパフォーマンスをやらないわけではないと語っている。

エルトン・ジョンは今年7月で終わりを迎える「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード」が幕を閉じた後は「もうツアーは行わない」ことを発表している。しかし、今回、完全にパフォーマンスを行うことを諦めたわけではないことを示唆している。

『メトロ』の取材でエルトン・ジョンはツアーが私生活に与える感情面での影響について説明し、7月8日にストックホルムで行われる最終公演を終えた後は「少しの自由」を楽しみたいと語っている。

「ツアーというのは今の自分にとっては疲弊するものなんだよね。家族や子どもから離れるわけだからね」とエルトン・ジョンはパートナーであるデヴィッド・ファーニッシュと息子の12歳のザッカリー、10歳のイライジャに言及している。

エルトン・ジョンはツアーに幕を下ろすことを楽しみにしている理由について説明しながら、ずっとパフォーマンスをやらないわけではないと語っている。「不思議なショウがあるかもしれないよ」

ツアーを終えた後に予定されているパフォーマンスとしてエルトン・ジョンは今年のエミー賞に際してロサンゼルスで『フェアウェル・フロム・ドジャー・スタジアム』のプロモーションのためにパフォーマンスを行うことが決定している。

エルトン・ジョンは「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード」ツアーを2018年から始めており、史上最も成功したツアーとなっている。今年1月時点でこのツアーは8億ドル(約1000億円)を超える興行成績を収めており、歴代1位となっている。

最終公演の330公演目を迎える頃には10億ドルの大台を突破するのではないかと見られている。

先日、エルトン・ジョンはリリースから50年を経てヒット曲“Rocket Man”が生まれた背景について新事実を発見している。

作詞者のバーニー・トーピンと一緒にインタヴューを受けたエルトン・ジョンは“Rocket Man”の歌詞がレイ・ブラッドベリの小説から生まれたことを初めて知ることととなっている。

「レイ・ブラッドベリのSF短編集『刺青の男』から影響を受けた曲なんだ」とバーニー・トーピンは語っている。「あの本には『ロケット・マン』という短編があって、未来の宇宙飛行士はよくある仕事になるという話で、そのアイディアをもらって、書いてみたんだ」

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