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ロジャー・ウォーターズは自身が元ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアのギター・ソロを好きではないとする「下劣なつまらない」記事を批判している。

『ニュー・ステイツマン』誌のスチュアート・マコニーによる「ピンク・フロイド内の戦争」と題された記事ではロジャー・ウォーターズがピンク・フロイドの『狂気』を再レコーディングしたことについて触れられている。

記事では次のように書かれている。「その一環でスペインの『エル・パイス』紙で言っていたところのデヴィッド・ギルモアの『ひどいギター・ソロ』は外されることになるだろう」

ロジャー・ウォーターズはフェイスブックでこの内容に異議を唱えて、この記事を「ありがちな、つまらないゴシップによる分かってない意味のないもの」と評して、「上から目線のちょうちん記事体質」を批判している。

「さて、デヴィッド・ギルモアの『ひどいギター・ソロ』と書いてあるが、誰が言ったことを引用しているのか分からないが、間違いなくそれは僕じゃないね。『狂気』でも『炎〜あなたがここにいてほしい』でも『アニマルズ』でも『ザ・ウォール』でも『ファイナル・カット』でも彼のギター・ソロは気に入っているんだ」

「私の偏った視点ではあるけれど、これらのアルバムのデヴィッド・ギルモアのソロはロックンロールの歴史においても最高のギター・ソロのコレクションとなっている。だから、スチュアート・マコニーとかいう、つまらない奴は、次は印刷する前に下劣なつまらない記事について自分の原稿をチェックしてほしいね」

https://www.facebook.com/rogerwaters/posts/pfbid02gbaFs3m1BmFZzZydqsQd3PmZNJ6oGja3wzTNg2dvBvj8qVZtQwJDTyH8VWJ1G7pvl

先日、デヴィッド・ギルモアは数十年にわたってユダヤ人を巡って溝があるロジャー・ウォーターズを批判している。

ロジャー・ウォーターズは先日ドイツの『ベルリン新聞』のインタヴューを受けてイスラエルやロシアとウクライナの紛争についての見解を語っていた。

その内容を受けて、デヴィッド・ギルモアの妻である作家のポリー・サムソンは「腐った芯まで反ユダヤ主義」のロジャー・ウォーターズをツイッターで批判している。「プーチンの擁護者で、嘘つきで、泥棒で、偽善者で、脱税をして、口パクを行い、女性蔑視で、妬み屋で、誇大妄想癖がある。あなたのバカバカしさはもう十分だ」

ロジャー・ウォーターズは声明を発表して、ポリー・サムソンのコメントが「驚くほどひどく不正確」だとして「すべてに反論する」としている。

ピンク・フロイドは1973年発表の『狂気』のリリース50周年を記念したデラックス・ボックス・セットが2023年3月24日にリリースされることが決定している。ボックス・セットには『狂気:ライヴ・アット・ウェンブリー1974』も同梱される。

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