POONEH GHANA/NME

Photo: POONEH GHANA/NME

アーケイド・ファイアがデヴィッド・ボウイへの追悼メッセージを発表し、デヴィッド・ボウイと過ごした時間や自分たちの音楽が受けた影響について回想している。

アーケイド・ファイアは2005年にニューヨークで行われたイベント、ファッション・ロックスにてデヴィッド・ボウイと共演し、後の2013年にリリースしたアルバム『リフレクター』でもコラボレーションを果たしている。『リフレクター』では、タイトル曲でデヴィッド・ボウイの声を聴くことができる。ファッション・ロックスでの演奏はシングル盤としてリリースされており、売上金はニューオーリンズでのハリケーン「カトリーナ」の犠牲者に対するチャリティーに使われている。

声明文の中で、アーケイド・ファイアは以下のように語っている。「デヴィッド・ボウイは僕たちの最初の応援者、そして支持者の1人だった。バンドが生き延びていけるような世界を創ってくれただけでなく、彼の優しさやあたたかさをもって僕たちをその世界に受け入れてくれたんだ。デヴィッド・ボウイと共有した時間は死ぬまで忘れないよ。彼と話したり、一緒に演奏したり、コラボレーションした経験は、僕たちの人生の中でも1番奥が深くて忘れがたい時間だね」そして、こう続けている。「亡くなってもなお真のアーティストであり、彼のおかげでこの世界はより明るく、そしてより神秘的になったんだ。僕たちは、彼が創り上げた世界へ祈りの言葉を叫び続けるよ」

2005年のファッション・ロックスでのコラボレーションの様子はこちらから。

アーケイド・ファイアのメンバーそれぞれもデヴィッド・ボウイへのメッセージを発表しており、フロントマンのウィン・バトラーはデヴィッド・ボウイとステージで共演した際の写真をインスタグラムに投稿している。他にもアーケイド・ファイアの一員であるオーウェン・パレットは、バンドが初めてデヴィッド・ボウイに出会った時の思い出をフェイスブックに投稿している。

ウィン・バトラーのインスタグラムへの投稿は以下。

Goodbye friend. So many tears, and so lucky to have passed in the same solar system.

djwindows98さん(@djwindows98)が投稿した写真 –

友よ、さようなら。涙が止まらないけれど、同じ太陽系に存在できて本当に幸せだったよ。

デヴィッド・ボウイは、公式の声明によれば「18ヶ月に及ぶガンとの闘病生活の末」、1月10日に亡くなっている。

報道によれば、6度の心臓発作を経験した後、肝臓ガンのために亡くなったという。

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