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スポティファイは有料会員が2億人を突破した初のストリーミング・サービスとなったことが明らかになっている。

同社が発表した2022年の第4四半期の業績報告書によれば、2021年に較べて14%のユーザーが増加して、有料会員の数は2億500万人となっている。加えて無料の広告込みでスポティファイを使っているユーザーは2億9500万人となっている。

当然ながら、有料ユーザーが記録的数字を突破したことで、大きな経済的利益ももたらされている。有料会員による売上は18%増加の24億1000万ポンド(約3830億円)で、広告売上は14%増加の4億ポンド(約636億円)となっている。総売上は28億5000万ポンド(約4500億円)で、18%の増加となっている。

しかし、スポティファイは先日全社の6%の人員となる600人の従業員とコンテンツ責任者のドーン・オストロフを今後数ヶ月で削減する計画を発表している。最高経営責任者のダニエル・エクは社員への社内メモの中で「スピード」を促進するためにリストラを行うと述べている。「ビジネスとして進化・成長するためには核となる価値観に忠実でありながら、働き方も進化・成長しなければなりません」

今回の報告で粗利は7億1400万ポンド(約1135億円)、営業損失は2億400万ポンド(約324億円)の赤字となっている。

スポティファイは今年1月限定で来年開封できる音楽によるタイムカプセルを作ることのできる新機能「プレイリスト・イン・ア・ボトル」を発表している。

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